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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

1/13に東証、富士通のプロジェクトマネージャ(当時)にお話を伺う

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2011/1/13(木)にイノベーションスプリントで東証のシステムArrowheadの開発の講演がある。アルゴリズム取引、プログラム取引と呼ばれる事前に設定した条件を満たせば株を自動的に取引する場合に、スループットがキーポイントになってくるそうだ。

海外の取引市場よりも短時間で取引を完了させるシステムを用意することにより、世界の株取引を集めることができる。つまり、スループットを改善することによりビジネス的価値が上がる。一方で、不具合や障害の影響範囲の大きなシステムであり、その開発は困難を極める。

セッションでは、Arrowhead開発におけるプロセス、仕組み、工夫を東証 宇治氏が講演される。その後、ミニパネルセッションで、東証側のプロジェクトマネージャ宇治氏に加え、Arrowhead開発を請け負っている富士通側プロジェクトマネージャ金子氏(現 富士通アドバンストソリューションズ)をパネリストとして迎え、Arrowhead開発時のお話を伺う。私はモデレータとしてご一緒する。

その他、イノベーションスプリントでは、アジャイル開発の1つであるスクラムの原典ともいえる論文をまとめられた野中先生とそれをもとにソフトウェア開発にスクラムを適用したサザーランド氏のセッションもある。参加費無料で事前登録制(申し込み多数の場合には抽選)。ここから参加登録できる

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