計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

ソフトウェアインスペクション/レビューをテーマに11人の執筆陣で21記事の特集『インスペクションの世界』ThinkITで

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インスペクション/レビューの情報はそれほど流通していないこともあり「へー。そんなふうにやってるんだー」ということが本当に多い。そんなインスペクション/レビュー記事が3月の平日毎日ThinkITで1記事ずつ公開される。

既に第1週目の記事は以下のとおり、公開されている(月~金曜の順)。私の感想もちょこっとつけてみた。これだけまとまってレビューの記事が読めることはそれほど多くないと思うので、一読いただければと思う。

  • インスペクションとは何か? (森崎 奈良先端科学技術大学院大学)
    なぜ、レビュー/インスペクションが必要か、まだレビュー/インスペクションをやったことがないという方むけに準備や実際の指摘方法、実施形態についても書いた。レビュー・ウォークスルー・インスペクション等の名称を若干整理し、今回の特集への意気込みを書いた。
  • 即活用!「レビューの質チェック票」(ヤマハ 小池氏)
    ソフトウェア品質シンポジウム2008のFuture Award受賞者が語る「レビューの質と価値を定量化する」試み。エクセルのシートをダウンロードできる。レビューの価値を予防した修正規模ではかっているのが特徴的。レビューの価値が最後に金額で出てくるのがリアルだ。
  • 第三者インスペクションとは (細川氏 日本IBM)
    IBMの第三者インスペクションのトップによる第三者インスペクションの概説。
    特に従来のインスペクションの問題点とその解決策が述べてある。こまめにインスペクションすることによる欠陥予防効果。
  • RHELを題材にソースが見える環境を作る (大和氏 レッドハット )
    レッドハットのコンサルタントによる「ソースコードをみれば原因がわかる」という大胆なタイトル。ソースコードが閲覧できるかどうかによって変化する「やる気」のグラフ化。ソースコードをダウンロードするためのWebサーバへのリンクがある。
  • はじめる前に頭に入れておきたいこと! (小笠原氏 東芝)
    ソフトウェア品質シンポジウム委員長/東芝ソフトウェア技術センターで培った知見から「レビューをやる前にやっておかなければならないこと」認知的不協和、レビューの効果としてのリスク管理、文化伝播、どんなレビューからはじめたらよいか、が書かれている。
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