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固定ハンドル・アイデンティティ

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池田信夫氏のブログで匿名でのコメントを批判したところ、私が使っている "mohno" も匿名のようなものだという反論を受けました。わざわざプロフィールもリンクしたのですが、これも受け入れられなかったので、この固定ハンドルについて書いておきます(長いのでこちらで)。

"mohno" という固定ハンドルを使い始めたのは前職時代で、当時のメールアドレス(@の前)から取ったものです。それ以前には苗字をもじって「Oh!No!」というハンドル名を使っていたのですが(当時は気に入っていましたが)、だんだん "mohno" を使う機会が増えてきました(※当然、「エムオーノ」と読んでほしいのですが、「モーノ」と読まれてしまうのは諦めています)。

"mohno" も気に入っている固定ハンドルであり、2000年には "mohno.com" というドメインも取得しました。また、Land's End という通信販売ではモノグラムといってテキストを刺繍してくれるサービスがあるのですが、これを利用して "mohno" シャツも作っています。たまたま出張中のため、携帯の写真で申し訳ないのですが、こんな感じです。

Mohnoshirt
※"mohno.com" シャツも作ったこともありますが、「零細サイトみたい」という家人のコメントがあり、今は作っていません^_^;

さらに、現職に入社する際に唯一依頼したのもメールアドレスを "mohno" にしてもらうことだけでした。

"mohno" を検索エンジンにかけてトップになるわけではないので(なるものもある)、知らない人には確かに匿名と変わらないかもしれません。しかし、いろんなハンドル名を使い分けたり、何かマズいことを書いたからといって、別のハンドル名に逃げたりということはしていないわけです。逆に、匿名性の問題は、そうしたことが容易にできるので、えてして責任感のない書き込みになってしまうところにあります。その意味では、どこの誰だかわからない「山田太郎」という“実名”(らしきもの)を使って書いたものでも、匿名と大差はないかもしれません。むしろ、同じ名前・ハンドルで意見を出し続けられるかどうかの方が重要でしょう。

もちろん、"mohno" を「実名」と主張するつもりはないですが、ここでプロフィールも表明していますし、少なくともそれと説明された上でなお、匿名と同じだという批判は当たらないと思います。

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