クリスマスにお薦めの映画

アメリカでは感謝祭を過ぎると、クリスマス気分が一気に広まります。もちろん、日本でもクリスマスの装いがあちこちで見られるようになりました。会社の近くでもイルミネーションがきれいに輝いています（これが消えるまでに帰るのが毎日の努力目標になってます^_^;）。我が家も、ようやくツリーを出しました。

さて、たまたま新婚旅行がクリスマスの時期だったのですが、このとき映画館で見た思い出の作品があります。『マペットのクリスマス・キャロル』（The Muppet Christmas Carol）です。題材はディケンズの名作ですが、マイケル・ケイン演じるスクルージとセサミストリートのキャラクタたち、そしてストーリーが実にすばらしい。監督は、マペットの生みの親である故ジム・ヘンソンの息子、ブライアン・ヘンソンです。残念ながら日本語版では（少なくとも手元にあるビデオでは）、けっこういい部分がばっさりカットされているのですが、それでもよい映画だと思います。

余談で、「３人の精霊」は、かつて COMDEX の Bill Gates の基調講演でもパロディの題材として使われていました。「ダイ・ハード」で「鬼部長」と訳されていた部分の原文は Scrooge でした。原作に比べてユーモアの度合いが強くなっているかもしれませんが、『クリスマス・キャロル』という作品を知る機会にもなると思います。