後藤田五訓
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堀内さんの「悪い知らせの伝え方(SPIKES)」というエントリを見て、あまり関係ないのですが「後藤田五訓」を思い出しました。これは、官房長官として活躍された後藤田正晴氏の言葉として、佐々淳行氏があちこちで紹介しているものです。※以下、「わが上司 後藤田正晴」(佐々淳行著)より。
- 省益を忘れ、国益を想え
- 悪い、本当の事実を報告せよ
- 勇気を以て意見具申せよ
- 自分の仕事でないという勿れ
- 決定が下ったら従い、命令は実行せよ
おそらく、どんな組織(あるいは部署)でも、これが実践できているところは強い組織だと思います。
しかし、実際には、堀内さんが書かれている部下から上司への“妄想”のとおり、悪いことを話すのはできるだけ先送りしていまう(=問題を深刻化させる)ケースも少なくないと思います。幸いなことに:-)、私は誰かの上司になったことはほとんどないですが、たとえば「悪い、本当の事実を報告せよ」と言われても、自分に責任があるものは言いにくいものですし、上司の責任だろうというものは余計に言いにくいものでしょう。ちなみに、私は、どちらも言いにくくないですが:-)
あ、だから、今、問題があるというわけじゃないですよ^_^;(←ボカッ)
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