芝辻幹也のグダるブログ:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 芝辻幹也のグダるブログ

フラッシュマーケティングやソーシャルコマースに関して現場目線でグダります。

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前回のエントリーで最後の方にちょろっと紹介した、「Eventbrite」が意外にも反響が多く、ちょこちょこ質問を頂いた。なのでそれに答える形で今回のエントリーを書く。

Eventbrite

1.Eventbriteって何!?

Eventbriteは簡単に説明すると、個人が自由に投稿できるイベント情報掲載やチケット販売をするサイトとのこと。

今まで(2011年4月19日現在)に2800万枚以上のチケットを販売し、昨年(2010年)一年間で約2億ドル以上を売り上げているそうだ。収益は750万ドル以上との噂だから、その凄さが分かると思う。

ビジネスモデルはチケット販売による手数料。
・基本使用料は無料
・成果報酬型でチケット販売価格の2.5%
・チケットごとに0.99ドルを支払う
・但し、彼らに支払う額は、マックス9.95ドル。
Gaiax SocialMedia Labより

詳しくは下記ブログを参照されたし。

【データ】Facebookの1シェアの価値を公開!Levi'sに続くソーシャルコマース成功事例、年間160億円のチケットを販売するEventbrite。(Gaiax SocialMedia Lab.)
http://blog.livedoor.jp/gx_socialmedia_lab/archives/cat_72828.html?p=2

ソーシャルコマースが生む売り上げ&トラフィックを”Eventbrite”が公開(TechDollこと三橋ゆか里さん)
http://www.techdoll.jp/2010/10/19/eventbrite_socialcommerce/

EventBrite: 2200万枚のチケットを販売したイベントチケット販売サイト(WEBトレンド)
http://blogs.itmedia.co.jp/soratoijichi/2011/01/eventbrite-2200.html


日本でのイベント事例はほとんどないが、東北地震の際に「Donation Japan Earthquake 11th March 2011」というタイトルでイベントがあった。

Eventbriteのミッションは以下だそう。

Our mission is to make events as easy to create, find, and attend as possible
私たちの使命は、可能な限りイベントを簡単に作成、検索、参加すること

2006年に三名で創業し、2年かけて事業を起こす。2009年1月には合計で1億ドルのチケットを販売達成。その一年後2010年1月には総計2億ドル、同8月には総計3億ドル、同12月には総計4億ドルのチケットを販売した。

これまで37万個のイベントを開催し、月間ユニーク訪問者数は600万人、従業員は90名(フルタイム)

About_timeline


ちなみにEventbriteはFacebookアプリが存在し、月間アクティブユーザーは18万人、Twitterのフォロワーは3.7万人(2011年4月19日時点)。



2.日本で流行るか!?

分からないというのが結論。
個人的な見解から言うと、アメリカのEventbriteと同じやり方では直近では難しいのではないかと。

米国でこれだけ成功していれば、グルーポンのように日本でもやろうとする方々がたくさん出てくるかもしれない。このEventbriteは上記Gaiax SocialMedia Lab.のエントリーにもある通り、非常にソーシャルメディアとの相性がよい。これはグルーポンビジネスも同じである。

Eventbriteの場合、10シェア1チケットが売れると言われている。ちなみにグルーポンは、サイトへの流入の44%がFacebookだと言われている。

日本のグルーポン系ビジネスを踏まえた、あくまで私の見解としては、日本はソーシャルメディアの普及率が米国に比べて低く、ソーシャルグラフの形成が未熟なため、瞬間的なクチコミが起きにくいと考えている。なのでサイトで販売しているディールのシェアが上手く広がらず、日本の共同購入型クーポンサイトは従来型の広告をせざる負えない状況となり、上手く行っていないのだろうと。

つまり、Eventbriteもこの壁を上手く乗り越えないと、日本では二の舞になるのではと思う。(日本のグルーポン系ビジネスもまだどうなるかは分からないし、それは米グルーポンにも言えること。あくまで個人的な見解として捉えていただければと思う。)



3.日本ではEventbriteみたいなサービスは存在するか?

私が知る限りで近いものが十数個存在している。

例えば、リクルートが展開しているATNDなどはそれに該当すると思う。私も本日(2011年4月20日)、このATNDを使い、イベントに参加する。
Facebookにはまだ対応していないみたいだが、Twitter、mixiなどのソーシャルメディアでログインすることができる。今のところベータ版でもあり、チケット販売という形は取っていない。(と思う。)誰でも自由にイベントを作成することが可能。

Atnd

その他、TwiPlaTweetviteツイミートEventforceなど、探せばたくさん出てきそう。ざっとみた感じ決済機能を持っているところは少なかったんじゃないかなと。

イベントなどは、ある程度集まらないと開催されないことが多いので、そう言った意味だと、共同購入型クーポンサイトもこのEventbriteみたいに化けることができるかもしれない。
既にセミナー等のイベントを売ったことのある日本の共同購入型クーポンサイトは多数存在する。


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芝辻 幹也

芝辻 幹也

株式会社フーモア 代表取締役副社長。東工大卒、アクセンチュア出身。
趣味で漫画やイラスト制作もしている。

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