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楽天「Coupon Cafe」のアグリゲートサイト参入から妄想する 楽天市場がもしかしたら日本最大の共同購入クーポンサービスになるかもしれない可能性について

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楽天が「Coupon Cafe」なるアグリゲートサイトを始めましたね。
アグリゲートサイトの話に関しては以前のエントリーで書いていますのでこちらをご参考頂ければと思います。

Couponcafe

さて、楽天が始めたアグリゲートサイトではなく、グルーポン系サイトを始めたと妄想して記事を書きたいと思います。

もし楽天がグルーポン系サイトを始めたら・・・

既存の楽天市場とのシナジーが効くと感じています。
シナジーが効くポイントをいくつか挙げてみます。

1.商品(ディール)の仕入れ
楽天は既に店舗を抱えています。
契約企業数:121,859 商品数:72,119,742点
とその数は非常に多いです。

例えば、リクルートが運営するホットペッパーの加盟店舗数で考えるとその数の多さが分かります。
リクルートが持つホットペッパー(FooMoo)の掲載店舗は約2万店舗である。(参画のない店舗情報も含めると57万店舗のデータベースがあるらしいが。)
参照URL:http://buzzurl.jp/entry/http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023

あのぐるなびでも加盟店舗数は約6万店舗です。
参照URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%B3

それに比べ楽天市場は12万店舗!!
これは後発ながらも、大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、既存のグルーポン系サイトと異なり、あくまでネットに閉じた店舗がメイン(つまり通販メイン)なので
楽天が社員を抱えて各店舗に営業に回らなくても、楽天ショップ運営者にメルマガや電話でのアプローチでも
営業可能だと考えられます。
つまり既存のグルーポン系サイト運営者より営業マンを抱えなくて済むということです。

2.ユーザーの獲得
楽天会員は6200万人いると言われています。
参照URL:http://www.computerworld.jp/topics/datac/177109.html

アクティブ会員は分からないものの、楽天が既に持っているメルマガを活用することができます。

既存のグルーポン系サイトは、リスティング広告やアフィリエイトを大量出稿していますが、
ここの費用も大きく抑えることができると考えています。

3.扱っている商品
扱っている商品が通販系が多いので、既存のグルーポンとはあまり競合しません。

※中には物販を取り扱っているグルーポン系サイトも存在する。

4.楽天が今後持つと言われているSNS
楽天会員を上手く自社開発したSNSに誘導することができれば、
よいディールはそのSNS内で口コミが広がり、SNSが盛り上がるかもしれません。

グルーポンビジネスはソーシャルメディアとの相性がよいです。
2010年夏ころの米国グルーポンサイトへの流入のうち44%がFacebook経由、8%がTwitterからというデータもでています。
http://blog.compete.com/2010/03/10/do-you-groupon/

■私は更にこう考えます。
1.フラッシュマーケティング要素を盛り込むこと
様々なグルーポン系サイトが日本には存在するが、「フラッシュマーケティング」という要素が削ぎ落とされてしまっていると考えています。
それは一覧表示をしていることにあると思います。

ディールを見比べることができると、ユーザーは悩み、「フラッシュマーケティング」の肝である「衝動買い」が起き難くなります。
カテゴリーの住み分けをし、パーソナライズドされたディールをひとつずつ紹介するようにするのがよいでしょう。

2.ディールの質は担保すること
楽天市場ほど、店舗や取扱商品数が多いので、中にはディールの質が低いものも存在するでしょう。
今日本のグルーポン消費者は価格の妥当性に非常に敏感です。
質の高いよいディールを出して、行くことが成功の肝だと思います。

楽天がはじめるグルーポンビジネスが、楽天ショップの広告等になり、上手く売り上げが伸びるのではないか

と妄想しました。

お問い合わせはこちらへ
shibatsuji@sharecoto.co.jp

ちなみに私が尊敬する湯川さんが運営するTechWaveには「Coupon Cafe」を寄稿させて頂きました。
こちらもご覧ください。
リンクシェアがクーポンのアグリゲート事業に乗り出した理由【芝辻幹也】

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