未完成なブログも、コメントで完成していく?いまどきの働き方に関する意見
先日、当方のブログで「正社員で働きながらの副業、起業、自己実現が増えてきた気がする」というエントリをアップしました。
これは、なんとなく感じたことを「兼業する側の人の立場」で書いただけだったのですが、結果として複数の方(会社経営者、役員)など、「社員をマネジメントする立場」の方からコメントをいただいたことで、私が書いたのとはまた異なる視点でこの事実を見て、じっくりと考えられるようになった気がします。
確かに、残業代やボーナス出せないから副業を、と会社が言ってしまうと、小俣さんが書いているように、社員のパワーがそちらに拡散してしまう可能性はありますよね。そう考えると、大木さんの書いているように、会社が奨励するものじゃないという考えもでてきそうです。
そして新野さんが書いたように「会社が社員の成長やキャリアに責任を持てない」時代になっているからこそ、社外で活動する(出て行く)人も増えているので、会社が「ここで働きたい」と思わせる魅力的な環境づくりするのが管理職の仕事じゃないかという話も確かに一理ありますね。
中途半端だったブログが、ついたコメントによってだんだん完成度が増していくというか、意味のある文章になっていく気がして、ブログってコメントも含めて1つのエントリになるのだなと感じさせられた出来事でした。
余談ですが、大学生(慶応、早稲田)に調査したところ9割以上が日本企業で長期勤務できるところを希望し、外資系希望者は1割に満たなかったという内容が先日新聞に掲載されていました。
一時期は起業が流行り、華やかにマスコミをにぎわせるベンチャー企業が注目されたり、また給料が高い外資系も注目されたように思うのですが、圧倒的に「正社員」「安定」(そしてその中で、お給料とか生活の基盤は確保したうえで自己実現をする、という流れかもしれませんね)が重視されているようですね。
P.S>ご指摘いただいた誤字を修正いたしました(20時07分)