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プログラミングでメシが食えるか!?

シューツリーで靴を長持ちさせよう

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平日ですが、仕事に疲れたので趣味ネタで。

シューツリーまたはシューキーパーの話でも。

S1 シューツリーとは、こうやって靴を保管する際に入れておくもので、靴の型崩れを防ぐことが主な目的です。革靴はシューツリーを使うかどうかでかなり持ちが違います。一日履くと靴の前の部分に履き皺ができ、形も崩れるのですが、シューツリーを入れて一日おくと元の状態に戻る感じになります。私は社会人数年目からずっとシューツリーを使ってきましたので、仕事用の革靴は2〜3足を順番に履くこととあわせて、3〜5年は十分履くことができてきました。

長いこといかにもビジネス用の靴を履いてきましたが、最近はクールビズなどにより、わりとカジュアルな服装も抵抗なくなり、歩きやすいソフトな靴を履くようになってきました。特に最近購入したスピングルの靴は気に入りました。

S10 ずっと使ってきたシューツリーは、スプリングタイプのものと、スコッチグレインの靴に付属してきたプラスチックの簡易的なものなどなのですが、ソフトな靴だとスプリングタイプは靴を伸ばしすぎてしまい、プラスチックの簡易的なものはサイズ調整が大ざっぱなので入れてもあまり効果がないということで・・・ネジ式のものを買うことにしました。

S2 ネジ式はスプリング式に比べるととても選択肢が少ないのですが、まあ、一度はこれを使ってみたかったという憧れのものを買いました。LA CORDONNERIE ANGLAISE(コルドヌリ・アングレーズ)のものです。ブナ材に薄くニスを塗って仕上げたもので、靴に入れておくのがもったいないほどの美しい製品です。

S3 真鍮製の金属部品もたまりません。

目的通り、ネジで微調整が可能なので、ソフトな靴でもちょうど良い感じに皺を伸ばすことができます。

S4 スピングルの靴は気に入ってすぐにもう1足買ったので、シューツリーももう1個欲しいのですが、さすがにコルドヌリ・アングレーズをもう1個買うお金はないので、SartoRecamier(サルトレカミエ)のネジ式をポイントで買いました。こちらはアロマティック・シダー(米杉)製で、防虫効果もあるとても良い香りの木材を使い、塗装なしです。先端部分にテンションをかけられるようにバネが仕込んであります。

S5 こちらも真鍮製のパーツが綺麗です。

S6 どちらもサイズ41なのですが、くびれた部分の幅が少し違い、踵のあたりも少し違います。

S7 コルドヌリ・アングレーズは前の方の底がかなりえぐってあり、通気性を確保しています。サルトレカミエも少しえぐってありますが、こちらは無塗装なので、湿気はこもりにくいということもあるのでしょう。

S8 じっくり比べると値段なりの差はありますが、実用的にはサルトレカミエで十分という感じです。コルドヌリ・アングレーズは金具を留めているネジがマイナスネジというこだわりがいいですね。

なお、ネジ式のシューツリーはサイズ選びが重要です。バネ式は多少のサイズ違いでもバネの伸び縮みで何とかなることもありますが、ネジ式は大きすぎる場合は決して入りません。売り場で実際に靴に入れてみるのがお勧めです。靴の形が様々なようにシューツリーも様々な形状のものが用意されていますので、靴に合うものを見つけましょう。

S9 これで2足とも長く使えることでしょう。

なお、右はカンガルー革で、左は牛革です。牛革の方が重厚な感じでビジネス向けですが、履き心地はカンガルー革の方がソフトで脚に馴染んで良いですね。

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