わたしの野望?流れに身を任せつつもスピード命!?
たまにはオルタナトークに乗らないとばんちょ〜に睨まれそうなので、「わたしの野望」。というより、皆さんが書いているのは、「この先の目標や夢」で、「野望」とは少し違う気もするのですが・・・。
白川さんとは自転車つながりと言うこともあり(強引・・・)、考え方に共感できるところも多いので、同じような切り口を交えながら書いてみます。
私が社会人になった時点での野望(というか目標・夢)は、こんな感じでした。
・30才までに、マンションか一戸建てを買う
・30才までに結婚する
・真っ赤なポルシェを買う
・金持ちになる
たしか、30才までにマンションを買い、その後一戸建てを買いました。結婚は27才だったと思います。真っ赤なポルシェは買えていませんが真っ赤なRX-8は買いました。いまだに金持ちにはなっていません。。まあ、半分くらいは実現できている感じでしょうか。
社会人になった時点では、CADシステムの開発販売をやるということで今の会社に入社しましたので、CADシステムで楽しく稼ごうと思っていたものです。ところが、電気系CAD業界は閉鎖的で、後発(でもないのですが)の参入はとても厳しく、しかも市場は狭いので、大儲けするためには、設計の自動化ツールのすごいものでも作らないと無理、ということにすぐに気がつきました。そんな頭は持っていないので、数年後にソフト開発自体をビジネスにする方向に変えました。出向したり、曾孫請けくらいの立場から、請負開発をしたりして苦しい時期でしたが、技術的には楽勝で、幸いなことに、CADシステムの販売もやっていたので、口も達者になっていて、「技術ができて会話もできるのが貴重」と、かわいがってもらえることが多く、すぐに大手さんから直接仕事をいただけるようになり、それなりに儲けられる状態を続けました。自分自身では、ネットワークプログラミングが好きで、著書を発売したりもしてきました。
ところが、オフショアが盛んになってきて、さらに不景気が重なり、請負仕事はそもそも元請けさんが人余りの状態になってきて、それでも得意分野があったおかげで、それほど苦しくなったわけではないのですが、「この先楽には稼げない」ということはすぐに感じたものです。
そこで、得意分野を活かして、製品開発販売事業を立ち上げ、「下請け型」から「提案型」に切り替え、これも3年くらいは苦労しましたが、だいぶ立ち上がってきて、製品販売を通じて大規模ネットワークなどのノウハウも蓄積でき、ますます提案型を盛り上げているところです。
こう考えると、まさに「流れに身を任せて」という感じですね。最初から「こういうビジネスで成功するぞ!」というやり方とは全く違います。まあ、私の頭ではこんなものでしょう。
一つだけ私が自慢できること(?)は、こだわりが強いくせに、意外と飽きっぽい、ということかもしれません。CADシステム開発販売もそれなりにのめり込みましたが、とっとと請負開発に鞍替えしましたし、請負もこの先どうかな?と思ったとたんに、製品開発販売に力を入れました。製品開発もどれか一つ、というわけではなく、あれもこれもいけると思ったものはやってみてきました。節操がないと思うかもしれませんが、私が大事だと思っているのは「スピード」です。人の直感は意外と当たるもので、「これはやばい」「これはいける」と思った時に、すぐにやってきたことが、振り返れば成功だったのです。だらだらやっても形になりませんし、形にならなければ評価してもらうこともできません。
ということで、この先どうするかという具体的な野望は、やっぱり考えていないとも言えるのですが、まあ、そろそろ40才も後半ですし、それなりに結果をきちんと見せていかないとならないと考えています。回線事業者のDHCPはProDHCPで埋め尽くしたい、とか、他にも公開できないプロジェクトをいろいろと進めています。
仕事の状態としては、いくら何でも私が自分で手を動かす仕事が多すぎるので、メンバーにどんどん任せていき、私は国内外を飛び回りながら、お客さんのところで会話を楽しむような状態にしたいところですが・・・どうでしょうねぇ。
提案型ビジネスは、IT関連製品でもゴルフ練習場向けシステム関連でもかなり良い状態になってきていますので、後は、信頼できて、楽しくて、盛り上がれるメンバーがどんどん増えてくれれば理想に近づいていくことでしょう!?
まあ、数年後には、ここに書いたことと全然違う方向に向かっているかもしれませんが、「スピード」だけはこだわり続けていると思います!