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プログラミングでメシが食えるか!?

プログラミングの仕事は私にとって一番辛いが・・・

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プログラマー社長である私は、今でもプログラミングの仕事を実際に行っており、ProDHCPをはじめとして、数々の製品はもちろん、特注品の開発もしています。最近はさすがにじっくりプログラミングをしている時間はなかなか取れないので、できるだけ自分でやらないようにしていますが、自分が作ったもののメンテナンス・バージョンアップだけでも結構大変なものです。さらに、もともと短気なので、自分で営業をして回っている間に提案したくなると結局自分でプロトタイプを作ってしまい、ますます忙しくなってしまいます。

さて、プログラミング以外にも、営業・管理・舵取りなど、様々な仕事をしていますが、今でも一番精神的に辛いのはプログラミングの仕事です。プログラミングにもいろいろな仕事がありますが、私が手がけるものは、ほとんどがネットワークシステムの新規もので、やると決めた時点で、
・どうやって実現するか
・どのくらい時間がかかるか
・本当にできるのか
・性能は出るのか
などが、断言できないことがほとんどです。それでも「やる」と言わなければ仕事になりませんから、言ってしまうわけですが・・・。

そういうプログラミングは、時間をつぎ込めばできるというものではありません。相当「やる気」が出なければ、頭を使う気になれないものです。やる気がでれば意外と短時間で目処がつくこともありますし、やってみればあらためて非常に難しいと気がつくこともあります。かなりのソースをいじってみて、結局「この方法では無理だ」と行き詰まってしまうことなどしょっちゅうです。頭が疲れているときには、ろくなアイディアが浮かばないため、気分転換をしたり、あえてほかのことをやってみたり、時間をおいてみたりもします。

私の場合、大体いつでも10個くらいはプログラミング関連で「やることリスト」がたまっています。どんどん増えてきたり、約束の期日が近づいてくると、かなり不機嫌になってきます。それでも、「やる気がでる」「アイディアが思いつく」まで、ほかのことをやっていたりします。

家族からするととても迷惑な状態のようで、不機嫌になっているかと思えば、ギターを弾きながら歌っていたり、忙しいと言っているくせにサイクリングに出かけたり・・・。時折、半分ノイローゼになっているような気もします。。

私の場合は、営業というか、提案活動も好きなので、いっそのことプログラミングをせずに営業の仕事に専念したいとも思うのですが、きっと自分で作っていないと、提案に迫力が出ないことでしょうし・・・やっぱりプログラミングで難題をクリアーしたときの達成感も好きなのですよねぇ。

今日も一日、難題を考えながら、ギターを弾いたりDVDを見たりして、なんとかいくつかの問題は目処をつけました。不機嫌で、家族はいい迷惑だったことでしょう。DVDは映画を2枚見てしまいましたが、ちょうど借りてきた「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」を見ながら、プログラミングも「ミッション・インポッシブル」みたいなものだな、と思ったりしていたところでした。クリアーしたときの満足感も似た感じかもしれません!?

いくつか目処をつけたものの、今週は徳島出張が3日間、来週は1週間バンコク出張で、さらにその先にもどんどん予定が入ってきていますが、プログラミングの課題はまだまだ残っています。いつになったら精神的に楽になれることやら・・・

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