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プログラミングでメシが食えるか!?

またまた負荷テスト:負荷テストを甘く見ては駄目!

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今日は朝から某データセンターにて負荷テストを実施しました。このところ負荷テストの依頼が続いていて、本当は他のメンバーに対応してもらいたいところなのですが、他のメンバーも忙しいということと、負荷テストは実はかなり難しいということがあり、結局毎回私が自分で対応しています。

負荷テストは、
・環境準備
・シナリオ作成
・実施方法検討
・実施
・実施しながらの結果確認
・データの整理・まとめ
という流れなのですが、いずれも簡単ではありません。

本来、複数の端末から行うアクセスを、1台〜数十台のホストからシミュレーションするというのは、それなりに難しいもので、ツールを使ってやるにしても、簡単ではありません。特に認証が必要なシステムは、そう簡単にシミュレーションされないようにシステムを作りますから、複数の端末から来ているように見せかけるのも楽ではないのです。

結局、
・ツールの使い方を熟知している
・ネットワークに詳しい
・HTTPに詳しい
という技術的なスキルが必要ですし、意味があるテストにしようという熱意も必要です。

何度か書いていますが、本来は、負荷テストは開発を進めながら常に行うべきです。負荷テストによりバグを見つけることも多いからです。特に排他の問題はよく見つかります。また、開発を進めながら、開発者が自ら行うからこそ、結果の解析も目的を理解した上でできるので、見落としが少なくできるものです。

その過程を経ずに、いきなり本番環境で負荷テストを行うと、大抵はどこかの不具合により、テスト本来の目的が達成できないものです。バグ出しを本番環境で行うのはあまり良いことではありません。

ということで、毎回すんなりとはいかず、しかもかなり精神的にも疲れる作業なので、実はあまりやりたくもないのですが、当社メンバーが担当している部分も多いシステムなので、対応するしかないのですよね。。

そんな感じで、プログラムを書いたり、テストをしたり、データ整理をしたり、社長っぽくない仕事ばかりという気もしますが、まあ、たくさん声をかけていただけるのはありがたいことですので、しっかり対応しているところです。。

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現場から客先ミーティングに移動する合間、クリスマスイルミネーションが綺麗でした・・・

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