アイデアのつくり方
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ちょっと前に見たNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組でカーデザイナーの奥山清行さんが面白いことを言っていた。
「デザインを書いているときには、自分の手が別の生き物のようになり、頭とは別にどんどん線と絵を繰り出していく。それを頭のほうのもう一人の自分が楽しそうに見ている」
なんとなくわかる気がする。同じような経験をほんのたまにすることがあるから。最も手が勝手に資料を作ってくれると感じることは年に1回くらいで、実際には嫌々ながらでも書き始めればあとは頭がなんとなく文章を紡いでくれるという「とりあえず書いてうてみたら実は書けた」ようなものなので奥山さんのいう話とはちょっと違うかもしれないが。
最も奥山さんは、デザインの感が狂わないように、いつでもどこでもデザインを描くようにして描く枚数では誰にも負けないようにしているという話なので、私などがそこまでに達するにはまだまだ修練が必要だということだろう。
さて、なぜ今日こんなエントリーを書いたのかというと、実はここのところちょっとスランプであまり上手にアウトプットが出てこないサイクルに突入していたのである。とりあえず週末にリフレッシュをしながらこのアイデアのつくり方という薄い本を読み直す。来週からまた順調にアウトプットできるようになることを願いながら。
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