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仮想化でUbuntuを触ってみる

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今使用しているPCのスペックを決めるときに仮想化ソフトを使用するために4GBのメモリを搭載しました(当然それを使い切るためにVista 64bitにしています)。

Ubuntu 8.10が出ましたので各仮想化ソフトを使い比べてみます。

インストール仮想化ソフトは、Virtual PC 2007VirtualBox 2.0.6VMWare Server 2.0です。ホストOSはVista 64bitで、クライアントはUbuntu 8.10(32bit)です。また、クライアントOS側に割り当てるメモリは全て1GBにしています。PCは、CPU:Phenom X2 9950BE(2.6GHz)、4GBのメモリを搭載しています。

■Virtual PC 2007

■VirtualBox 2.0.6

■VMWare Server 2.0

また、それぞれの仮想化ソフト上のUbuntuの速度を測るためにブラウザ(Firefox 3.0.4)でV8 Benchmark Suiteを実行しました(単にいいのが思い浮かびませんでした)。

環境 V8BenchMark
VMWare server 2.0 167
CD Boot Ubuntu
(ネイティブ)
163
VirtualBox 2.0.6 161
Virtuall PC 2007 154

また、起動時間(パワーオンからユーザ名を入れるまで)も測定しました。三つの仮想化ソフトのドライブは同じHDDに設置しています。

環境 起動時間
(秒)
VMWare server 2.0 49
VirtualBox 2.0.6 1:02
Virtuall PC 2007 1:36

仮想化専用ベンチマークを走らせたわけではないため、各仮想化の速度を比較する目安にもならないと思いますが、各仮想化ソフトの傾向を少しは見せているのではないでしょうか。

仮想化の導入は、Ubuntuでブラウザを使いたいだけでそれ以外に特に目的としていないため、これからぼちぼちと使ってみたいと思います。

非常に短い使用時間での評価は、VMWare Serverが一番よかったですね。逆に導入にもっとも手間がかかったのはVMWare Serverで、一番楽だったのがVirtualBoxでした。

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