今年もあと10日となった。当社もそうだが、多くの外資系企業が12月末決算でありビジネスマンとしては、もっとも忙しい時期だろう。

 さて、私がこの会社に転職した10年前に、
「ビジネスマンとして、年末が来る前にすべきこと」
を教わり、毎年続けているので紹介しておこう。

 それは、

「10年後と来年末に自分が、どうなっていれば成功なのかのイメージを役割(ロール)別に決める」

 ことだ。

  ロール別とは、ビジネスマン、父、夫、クラブのコーチ、地域の一員、、など自分が人生において重要視して日々過ごしている自分の役割である。

 なぜこれを正月などにやらずに、忙しい年末にやるのかというと、

 ○正月では現実味のないことを書いてしまい、仕事が始まった瞬間に忘れ、何もしないまま1年が経ってしまう
 ○年末の休みに入った瞬間からこれの実現に向けて動き出せる
 からだ。

 例えば以下のようになる。

① ビジネスマンとして

 ○10年後に「IBMグローバルでWeb量販ビジネスのTOPになる」そのために

 ○来年末には、「今の部を業界で最強・最先端のソフトウエア量販営業部に育て、自分たちをモデルとしたグローバル展開を提案する」

 といった形だ。これは、実際の私の目標なので、もう少し若い人向けに書くと

 ○10年後に「外資系のコンサル会社に転職」するそのために

 ○来年末までに「コンサルの社長10人と飲む」機会を作り、「コンサル関連の本を5冊読んで、内1冊の内容を今の仕事で実際に使う」ことで必要なスキル習得する

 という感じだろうか。

②夫として

 ○10年後には「親と住める2世帯住宅を購入」をする。

 ○そのために、来年末までには、「妻や両親の言っていることを額面通りに聞かず、本当に言いたいことを理解できる」ようになって、いい関係を築き50歳からの資金作りが出来るように「FXや株についてのスキルをつける」

 という感じで書いてみるといいだろう。

 結婚している方であれば、夫として、父としての成功について考えるべきだ。

 なぜなら、「幸せ」の大半は家族との生活が提供してくれるからだ。(未婚の幸せを私が知らないだけだが、、、)

③父として

 ○10年後の娘が大学生になったときに「娘と腕を組んでデートし、娘の彼氏と酒を飲める」ようになる。

 ○そのために、来年末には、お父さんのための子育て本を実践し「頼られるお父さんと娘から言われる」ようになる。

 あまり、例がいいとは言えないかも知れないが、こんな感じである。

 この成功イメージを考える際に、「達成できたかどうか」を自分で検証できるように数値などで書けるとさらに良い。

 このような目標を立てても、その通りにならないことが多いし、成功イメージが年の途中で変わることがあるが、それはそれでいい。 目標を立ててそれに向けて努力することそのものが重要なのだ。

 また、目標、成功の姿が明確になっていれば、多少の苦労は「経験」だと思って新しい1年間を乗り切れるのである。ぜひ試して欲しい。

<関連記事>

ビジネススキル → http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/cat3829474/

家庭と子育て → http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/cat3829472/

けんじろう

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吉田 賢治郎

吉田 賢治郎

日本IBM Web&SW.com事業部 部長
コラボレーションとビジネスのスキル、お父さんのIT利用、マネジメントについてお伝えします。

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