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妻との喧嘩を離婚に発展させないためのたった一つの習慣

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 夫婦喧嘩の種はどこにでも転がっている。ちょっとした口のききかた、洗濯の取り込み方、誕生日や結婚記念日、週末の過ごし方で相手の期待値に達しない場合の感情などなど。

 今月、結婚して21年たったのだが、それでも毎週のように何らかの理由で口げんかをしている。そのタイミングでストレスを吐き出しているのかもしれない。

 そして喧嘩するたびに、当然の現象として、口をきかなくなるのである。

 「いじめ問題」「仕事上でのお客様とのトラブル」「夫婦喧嘩」「戦争」など、どんなトラブルも、お互いのコミュニケーションの断絶により負のスパイラルに入り、状況は悪化し深刻化していく。

<離婚に発展しないための習慣>

 妻との間において、喧嘩が離婚に発展しないために、私が行っている唯一のことは、

「挨拶」

 である。

「あいさつ」

「あやまる」

「ありがとう」

 という三つの「あ」がコミュニケーションを取り戻すきっかけになると言われているが、お互いに不満を持っている状態で、あやまったり、ありがとうを言うのは、なかなか難しい。

 しかし「あいさつ」なら、何とかできる。

 どんなにひどい喧嘩をして、顔も見たくなくて、絶対に許せない場合でも、朝起きたら

「おはよう」

 と無理して明るく言う。これが唯一の私の習慣だ。

 会社に出かける前には、黙って家を出たい気持ちを抑えて、「いってきま~す」。

 妻が返事しなくても挨拶しなくてもいい。 先に挨拶したほうが人間の器がでかいのだ!と考えて、無理やりでも挨拶をするのである。

 もし、妻が怒っていて食事を作ってくれず、自分でサッポロ一番みそラーメンを作った時でも、「いただきます」と言う。(いただきますは、作ってくれた人だけでなく、食材に対して言うものだから当然だが)

 妻が怒って、私の布団だけをリビングに出してあって、そこで寝るとしても、

「おやすみまさい」

 は言う。もちろん、

「リビングに布団をひいてくれて、ありがとう」

とは言わない。

 挨拶は、その前までのことをリセットし、コミュニケーションを始めるきっかけを作る。

 会社でも出社時に「おはよう」、でかけるときに「いってらっしゃい」。帰るときには「お先に失礼します」という挨拶が非常に重要で、当たり前のように実践しているだろうが、家庭でも同じだ。

 今では私たちはメール、twitterなど、すばやくコミュニケーションできる手段を持っている。

 メールなら、「お疲れ様です」「お世話になっています」のような決まりきった文句では”なく”、シチュエーションに合った挨拶を入れておくと、トラブル解消のきっかけとなるはずだ。

 まずは、家庭で妻や子どもに、そして、会話で上司や部下に。メールやtwitterでぜひ、気の利いた挨拶を試してほしい。

 けんじろうのtwitter: https://twitter.com/kenjiroy

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