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Lotus Notes執念の20周年

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 Lotus Notes/Dominoが、やっと大人になる。 20才を迎えるわけだ。こんなに可愛く、可愛がりがいのあるソフトウエアには、めったにお目にかかれない。

 私がロータスのマーケティング本部に転職してきた10年前。 ビジッとスーツで決めて五反田ロータスに初出勤したその日。 いきなり新宿のホテルに行けと言われ、行ってみると世界中のLotus社員(といっても外人)が集まる、いくつかのホテルを貸しきった社員向けのイベントに参加させらた。 外人だらけの会場で「R5」と書いた青いTシャツを無理やり着せられ、英語のセッションを聞かされた。

 そして、2ヵ月後に行われたLotus DayでLotus Notes/Dominoの「R5」というバージョンを世に送り出すイベントの講師を行った。 「I am」「I am a Superman」「Super Human Software」などのロゴや派手でかっこいい音楽をバックに登壇してのセミナーだった。

 そう、あれからもう10年が経過したのだ。

 そして、Lotus Notesは、1.0の誕生から20年を迎える。二十歳になる私の長女と、誕生日は1ヶ月違いだ。

 Lotus Notes発売当時、Windows2.11Jも出ていたが使い物にならず、まだMS-DOS4とPC-9801(=99×99)が主流で、ハイカラな人が「漢字Talk6」を使っていた。

 ワープロといえばアメリカでは「WordPerfect5」、日本では「一太郎4」。

 表計算では、マイクロソフトの「Multiplan」は、NECのPC-100に標準装備されている以外は目立たず、「Lotus 1-2-3」が凌駕していた(Excelは、Mac版のみ登場したいたように記憶している)。

 サーバーはUNIX、Netware v3で、時々OS/2(後のWindows NT)が出始めていた。

 日本でのメール、グループウエアというと、

 消費者向けには、PC-VAN、Nifty Serveなどが本格的に立ち上がり、企業内では、

 Telenotes/A(富士通), Profs/Office Vision(IBM)、アラジン(NEC)、DEC All in One、MS-Mail(マイクロソフト)、LaMail(アドバンスド・ソリューション)、LAN World(日本油脂)、スーパー秘書「優子」(片貝システム研究所)、ねっとばーど(NEC情報サービス)、Mail Runner(富士通BSC)など沢山のものがあったが、決定的な商品は存在していなかった。

 そんな中で生まれたLotus Notesは、その後、様々なIT技術とユーザーニーズの変化に対応しながら、機能強化、オープン化が施され、20年に渡ってデーターベースの高速化ためのチューニングが行われてきた。 その結果が、現在の「Lotus Notes/Domino 8.5」という成人バージョンである。

 これから、最も知識を吸収し新しいものにチャレンジできる20代を生きていくのである。
 
そのLotus Notesの20年の歴史は、以下のサイトで見ることが出来る。

○Lotus Notes/Dominoの歴史(developerWorks)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/library/ls-NDHistory/

○Lotus Notes 歴史(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Lotus_Notes#.E6.AD.B4.E5.8F.B2

○第1回 ノーツの誕生(SE関のノーツ/ドミノ徒然草)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tsurezure/vol1.html

 企業向でこれほど愛されてきたソフトウエアがあっただろうか。このノーツの生誕20執念を祝う二つの行事が行われる。一緒に祝っていただける方は、ぜひ参加してほしい。

○Lotus Notes/Domino 20th Anniversary and BEYOND

 http://www-06.ibm.com/software/jp/lotus/events/nd20th/

 20周年記念 コメント募集 2009年10月23日(金曜日) 15時00分~

Lotus夜Day 2009 ~祝!!Lotus Notes 20歳(はたち)やでぇ~ 開催案内

 http://blogs.itmedia.co.jp/ymatsuo/2009/09/lotusday-2009lo.html

 2009年10月22日(木)  19:30~

<Lotus Notes/Dominoに関する参考情報>

Notes/Dominoの詳細情報developerWorks Japan

 http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/products/lnd/index.html

○IBM Lotus Notes/Domino 8.5(IBM)

 http://www-06.ibm.com/software/jp/lotus/products/nd85/

○すぐわかるLotus Notes/Domino(IBM)

 http://www-06.ibm.com/software/jp/lotus/library/pdf/wakarund8.pdf

○IBM.com ブログ http://www.ibm.com/community/jp/software/blogs/ 

  Lotus四方山話 https://www-951.ibm.com/blogs/kami/

  カモシーのLotus徒然草 https://www-951.ibm.com/blogs/kamoshi/

けんじろうのtwitter: https://twitter.com/kenjiroy

Comment(12)

コメント

なつかしいですね。
昔は、Lotus-1-2-3のマクロを一生懸命作ってました~
20周年おめでとうございます。
イベント参加します。(笑)

nobeeさん
 ご無沙汰しております。
>昔は、Lotus-1-2-3のマクロを一生懸命
>作ってました~
 そうでしたか~。私も1.2.3で帳票印刷マクロを作って、UNIXサーバーをNSFでファイルサーバーにして印刷専用でつかっていました。

 コメント、お祝いの言葉ありがとうございましtあ。 イベントでお会いしましょう。

T関

20年ですね。わたしが出会って17年。Notesで人生が変わった人は賢治朗さん含め多数。わたしもその一人です。

T関さん
 Notesで人生が変った人は、本当に沢山いますね。こういう愛されるソフトウエアやサービスを死ぬまでに世に出してみたいと思わされますね。
 実は、関さんは、実際に会うまでは、すごいおじいちゃんなのだと勝手に思っていました。有名人でしたので、、、。
 コメントありがとうございましtあ。

20th Anniversary and BEYOND 行きます。

私は、幕張(だと思う)であったイベントで日本でリリース前の英語版 Notes R3 あたりをロータスのブースで見たのが、きっかけでした。そのときに説明員としていた人に、是非日本でもリリースしてくださいとお願いしていました。そのときはまだ自分が作る方になるとは思っていませんでしたが。

まさか初期のCUIの時代から擬似マルチウインドウを実現しているとは思いませんでした。のでつい記事におこしてみました。
なんとTrackbackが出来ましたので、それも実験的に行いました。

Katsushi Takeuchiさん
 当時は、開発の人も活き活きしていまして。
 トラブルもありましたが。
 Anniversary and BEYOND でお会いしましょう。 ありがとうございました。

たくさん
 ブログ記事、トラバ、コメントありがとうございます。
 トラックバックは承認しないと駄目なようで遅くなりました。
 これからもよろしくお願いします。

私も数年ですがNotesにお世話になった一人です。父の仕事の手伝いで1-2-3とアミプロ、フリーランスも使っておりました。今になってみるとアミプロの経験なしに一太郎からWordに直接移行していたら操作に慣れるのが大変だったのではないかと思います。(ちなみに三四郎も使っていました。父の会社がLotus、役所がJustSystemだったのが原因と記憶しています)
関さんは徒然草の関さんだったのですね……。気付きませんでした。

yoheiさん

 コメントありがとうございます。

>三四郎も使っていました。

すごい! 私は「大地」(確か)というDTPをJStar、アルダスと共に使っていました。

>関さんは徒然草の関さんだったのです
>ね……。気付きませんでした。

 そうなんですよ。実は凄い方なんです。技術フェローで理事ですし。

もう20周年なんですねえ。昔、私も開発に携わっていたことがあるのですが、そのころのノーツは、
6歳だったのですね。

IBMショッピング店長さん
 6歳の時というとR4.5でしょうか。
 コメントありがとうございました。

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