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ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

IBMのホームページの”IBMロゴ”が緑色になってしまった件

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いつものように、

IBM Business Shopのソフトウェア・ダイレクトページ http://www-06.ibm.com/jp/shop/ibm/direct/software/

を見ていたら、IBMのロゴ

が、緑色になっていた。 「おーこれは、何者かにホームページをハッキングされ改ざんさんれたのか!」とは思わなかったが、もしかしたら、、と思い

Lotusのページ http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/

を見てみたが、やはり「緑」、、、。

 IBMロゴをクリックしてみると、IBMのTOPに、、、これまた、Greenに関する記事ばかりである。

 広報の話では、洞爺湖サミット期間の7月7日~9日まで、日本IBMの外向けサイト全てのページ(約15万~20万ページ)のIBMロゴの色がGreenになるのだそうだ。 そう、”日本”IBMだけが行っている活動なのだ。

Green Portal → http://www.ibm.com/jp/ibm/green/

 環境に対してIT企業が出来ることの一つとしてIT企業が得意とする「インターネットなどを利用して、多くの人に情報を伝える力」があるが、それを利用して環境への取り組み意識を向上させていこうという取り組みだ。

 多くの人が環境を考え、知恵を絞り、関係する人と連携して、それぞれの立場で様々な取り組みを行うことは非常に重要なことである。「意味がない」とか言う人もいるだろうが、環境に関わらず、問題解決のために最も重要なのは人の「問題意識」だ。 私は一見、意味がないと思えるかもしれないこの活動を応援したい。

<日本人として、日本のIT企業として考えてみよう>

 京都議定書以降、環境問題を社会、ビジネスと結びつけて現実的な取り組みにしていこうという動きが企業や政府機関で高まっている。 そして、今日の午後から「洞爺湖サミット」が始まる。

 そして、アメリカの企業でありながらも、日本でビジネスを展開し、日本の発展が自分たちの業績にも直接影響してくる日本アイ・ビー・エムに属するものとして、世界の環境問題に関するリーダーシップをとれる力が日本の国民として、そして、多くの人に対するインフルエンサーになれる立場にあるブロガーとして、せめて、今週ぐらいは環境のことを真剣に考えてみようではないか。

 最低限、私の孫ぐらいまでは責任を持って、今の環境を引き渡したいではないか。

<IBMのGreenIBMロゴ>

このGreenIBMロゴの動きが象徴するものだが、白ロゴの下には実は緑ロゴが常に隠れていて、それは環境保護はIBMの根幹の企業理念であることを象徴している。

 「風」という自然現象をモチーフにして、洞爺湖サミットの3日間、IBMのサイト上をそよ風が吹いているようなイメージを感じさせるつくりにしているのだそうだ。

 そよ風が吹くことで、いつもの白ロゴが少しずつ飛ばされていき、その下からグリーンなIBMロゴが現れるというものだ。

 ロゴを変更するのは洞爺湖サミットの3日間という短い期間だけだが、これはグリーン・ロゴ終了後も、(隠れていて見えないが)白ロゴの下には実は緑ロゴが常に隠れていることを示している。

 IBMの様々なWebページを見ることがあるだろうが、今日からの3日間は、それぞれのページで情報を見た後、「緑色のIBMロゴ」をクリックして環境について考えてほしい。 私も考えてみたい。

Green Portal → http://www.ibm.com/jp/ibm/green/

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