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ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

「今の若いやつらは、、、」(その2)

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昨日、 「今の若いやつらは、、、」を投稿した後で、私が若い頃、父から言われた話を思い出した。

 ある時、ニュース番組で評論家(今のコメンテーター)が「今の若いやつら」的な発言を聞いて愚痴っていると親父から、

「俺が若いころも、よく言われた。 まあ、テレビはなかったから、家で不快になることはなかったけどな。 こういうことを言うやつは、自分に自信がないか、やましいことをしている人なんだよ。 女は、、男は、、お役所は、、本土のやつは、、アメリカ人は、、朝鮮人は、、東京のやつは、、、というふうに、広くひとくくりにすることで、自分に近い人たちを味方につけながら、優越感を保とうとするんだな。 自分個人では意見を言えないからね。 だから、そういったものにいちいち反応しちゃだめだ。 時間と心の無駄遣いだ。 誰も幸せにならない。 聞くべき話と、広い心で受け流すべき話がある。 ひたすら聞き流すんだよ。 イライラするだけ時間と気持ちを無駄に使うことになるんだよ。」

 と言われた。 そんなことに、いらいらしたり、反論して1日を無駄に過ごしてしまってはそれこそ持ったいないという考えであった。 その時間があれば、もっと意味のあることが出来たはずだからである。

 会社でも、「マーケティングのやつらは、わかってない」「営業が売ってこないから」「会社が悪い」などと言ってないだろうか? また、言われて必要以上に反応していないだろうか。  

 気にせずに、そのパワーを正しいと思える最善の行動に向けたいものである。

 D・カーネギー  「不当な非難だけを無視せよ、、、そして、最善を尽くそう」
 マキアヴェッリ 「思慮深い君主は、賢者の言葉だけに耳を傾ける」

 
*カーネギーの”不当な非難だけ”の”だけ”には、正当な非難(意見)は受け入れられる人間にならなくてはならないという意味も込められている。

p,s, 先週末、本屋で日本の男は何故もてないのか?」「なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由」を立ち読みして、苛ついてしまった。 まだ、まだ、修行がたらん。

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