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ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

Google/Wikipediaを使いこなす 「理工系のネット検索術100」

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 インターネットは検索エンジンと共に成長してきたと言っても過言ではない。 世界中の膨大な情報から情報、ノウハウを自由に検索して再利用できるのだから、その重要性は誰もが認めるところだろう。
 理工系の学生はもとより、オフィスワーカーがインターネットから効率的に目的の情報を獲得するための基本としてお勧めする本が「理工系のネット検索術100 (サイエンス・アイ新書)」である。

 SNSなどを含めコミュニティ関連の基本機能はパソコン通信時代のSIG/CUG、チャットなどからそれほど進化していないが、検索エンジンは大きく変貌を遂げた。
 言うまでもなく、検索対象はサイトをまたがり、世界中のコンテンツや個人ブログ、ビデオなどフリースケールに広がった。 また、「検索エンジンは沢山ヒットし過ぎて役に立たない」という声に応えて、AND,OR,シソーラス、検索対象から外す設定、あいまいなスペルでの検索、カテゴリー・ディレクトリーなどの工夫もされてきた。

 しかし、IT業界に勤める多くの社員でさえも、そのリテラシーは決して高いとは言えず、GoogleやYahoo,Gooなどで検索する時でも”IBM Lotus Notes 8”のように単語をスペースで区切ってAND検索をするぐらいのWeb1.0的検索術しか知らない(利用していない)のが現状である。 数万件という数の情報がヒットした後、2ページほど検索一覧を見て「どうせ適切なものは出てこない」と諦めてしまう人がどれほど多いことか。

 社内外含めビジネスに役立つ多くの情報が多量に存在している時代に仕事をしていて、最低限の検索術を知らないのは、パワーポイントの一括で図を揃えやEXCELのピボットテーブルを知らないのと同じぐらい生産性を落とす。

 本書「理工系のネット検索術100 」は理工系の仕事や研究に従事している人にフォーカスしているが、検索例が科学系になっている以外は、ビジネスにも充分役立つものに仕上がっている。
 週末に学生気分に戻って、宇宙や生命の不思議に関する情報を検索し、アポロ11号の発射ビデオなども楽しみながらインターネット検索テクニックを習得してみるのもいいのではないだろうか。

<本書に従ってGoogleから検索した、アポロの発射ビデオ(2回クリックしてください)>

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