ソーシャルメディアにおける自分の影響力を分析できるツール: user chart(ユーザーチャート)とブログチャート
ブロガーとしてレベルを上げたいのだが
ブロガーとして自分のレベル(書き手としての質)を上げるにはどうしたら良いのか。
前から悩んでいる疑問を解決しようと、他のブロガーさんからお話を伺いました。自分の得意ジャンルに絞ったほうが良いとか、良い文章をたくさん見て、ひたすら書き続けること、など参考になるアドバイスをいただきました。
そしてITmediaオルタナティブ・ブログ以外のアルファブロガーの皆様と自分との違いを知るため、AMN(アジャイルメディアネットワーク)様の「ユーザーチャート」「ブログチャート」を試しました。
参考:Agile Media Network
http://agilemedia.jp/
user chartとブログチャート
「user chart(以下、ユーザーチャートと記す)」はソーシャルメディアでのインパクトを分析するサービスです。私の場合はTwitterのみで判定し、Total44でした。どちらかといえば「ネットワーカー」のようです。
参考:user chart
http://userchart.jp/
発現傾向は「URLが多め、RTは普通」で「ネットワーカー」の傾向。キュレーターの佐々木俊尚さんとネットワーカーのするぷさんの中間の位置でした。
よくつぶやく単語が
1位 | ニュース |
---|---|
2位 | テクノロジー |
3位 | タブレット |
よくつぶやくブランドが
1位 | iPhone |
---|---|
2位 | |
3位 | iPad |
最近はKindleに注目していますが、Amazonは5位でした。
私のオルタナティブ・ブログは文系の話題が目立つと読者から言われます。しかしTwitterではタブレットを中心にデジタル家電の情報発信が中心でした。
ブログの影響力は?
次にブログチャートで私のオルタナティブ・ブログを判定しました。
参考:ブログチャート
http://blogchart.jp/
公式サイトでは以下のように説明されています。
■ブログチャートについて
- ブログチャートは、個別のブログの特徴や影響力を比較することができるサイトです。
- ブログチャートでは単純なページビューやクリック数のランキングのように、日々上下する指標を元にするのではなく、被リンク数や購読数など の複数の指標の累積数値を組み合わせて計算を行っており、継続することで価値が出てくるブログの良さが表現されるように設計を行っています。
http://blogchart.jp/about より引用
当ブログ「片岡麻実のテクノロジーとリベラルアーツが出逢うとき」はレベル28でした。
ブログチャートでレベルが高いブログ(ITmediaオルタナティブ・ブログ以外)を抜き出します。
- ITmedia TOP STORIES 最新記事一覧 が全体2位(レベル90)
- [N]ネタフルが52位(レベル74)
- デヴィ夫人オフィシャルブログが256位。(レベル63)
- 三橋貴明オフィシャルブログが300位(レベル63)
わかったこと:300位までに入るにはレベル63以上が必要。(2013.2.5 22:52現在)
アルファブロガーの皆様(ITmediaオルタナティブ・ブログ以外)と自分のブログの数値を比較しました。Googleの評価は比較的 差がありません。しかし話題度とクリップ数は明らかな差があります。
※以下、アルファブロガーの皆様(ITmediaオルタナティブ・ブログ以外)を「アルファブロガーの皆様」と記します。
一番大きな差は「購読数」です。私はこのチャートだと0。しかしアルファブロガーの方だと数千単位で購読されています。アルファブロガーの場合は書き手へのファンが多い可能性がありそうです。
お詫び:最初はアルファブロガーの皆様と私のデータを比較表にしたほうわかりやすいと考えました。しかし比較した結果、私が落ち込んできたので今回は割愛します。恐れ入ります。
チャートからわかったこと
私のブログは各ジャンルが多岐にわたっているので、ブログそのものではなく各ジャンルごとに読者がいます。主なジャンルは以下のとおりです。※Google Analiticsや感想コメントなどから推測。
- ガジェット系しか読まない人
- facebook系しか読まない人
- 不登校・教育系しか読まない人
- ガラスの仮面シリーズしか読まない人
1から4までの読者層はバラバラです。強いて言えばITに関心がない主婦層(保護者 層? ) が2・3を読んでくださっています。その結果、私のブログも月間1万PVを超えるようになりました。※Google Analiticsや感想コメントなどから推測。
しかし、ブログとして読んでほしい読者層を定めていない。その結果、読者層は記事・カテゴリーごとにバラバラ。検索経由で読んでくださる方が多い反面、ブログのファンがいないという結果が改めて数値化されました。
おわりに
ユーザーチャートやブログチャートを利用することで、自分のブログの立ち位置が数値でわかりました。定期的にチェックしていくことで、ブログの評価や立ち位置を把握できました。
このサービスを知った大きな収穫は
自分のブログやツイートを客観的に数値化できる
↓
他のブロガーとの持ち味の比較が客観的にできるようになった
という点です。
>>「ブログメディアについての雑感 プロブロガー編」に続く
追記:2013.2.6 11:24 終わりにの部分を短くしました。 当ブログに関する部分。