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母国インドのアウトソーシング市場・経済などの現状と今後の方向性について書くブログ

インドの携帯電話事情

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年明けインドに仕事関係で行ったところ一つ感じたことは携帯電話の普及と使い方のレベルアップ。2年前までは通話が主流でしたが去年ソニー・エンターテインメント・テレビジョンの大人気番組Indian Idolでインド中からのSMS投票数がわずか数時間で100万も超えていたことがニュースになり通話はもちろん通信もピックアップしていると感じました。

インド人の場合日常、SMSメッセージ以外に通信系の下記の使い方が目立ちます
◆ 人気スポーツのクリケットの試合スコアをチェックする
◆ 壁紙・着信音(Bollywood Ringtone)をダウンロードする
◆ ニュース・占い情報のチェック
◆ 携帯電話でゲーム

特にゲームに関しまして以前機種メーカーがデフォルトで提供していたゲームしか方法はなかったものの今ゲームをダウンロードすることが流行り始まっている。ゲームをダウンロードの形で提供している会社が最近インド映画をテーマに様々なRPG系のゲームを提供しております。
個人的に一番印象的なゲームはIndiagamesという会社の「Cricket World Championship 」

去年の終わりごろNokiaが株の取引もGPRSネットワークで実現したサービスiWinを
発表して居ります。通信キャリアのRelianceもビデオクリップダウンロードサービスを開始しておりますが普及には二つの課題があります。

通信速度とサービスエリア
GPRSネットワークでそれほど高速データ通信できないし私は一番不満だったことはサービスエリアのこと。プネー町からムンバイに移動中少し高速から離れたところでも電波が届かない状況が現実です。高速通信について1-2年で3Gの普及が状況を変えるでしょう。

価格設定
携帯ゲームを背景に話をすると1個あたり100ルピー(@250円)程度。インドでゲームを好む若者の間で普及率を上げるには半分の50ルピー(@125円)の価格がポイントになるだろう。CDMAセグメントで80%も超えるマーケットシェア持ちのReliance Infocommの様々なサービスに関する価格設定を確認したところインドの一般消費者にとっても安いと思われるほどです。ビデオクリップ1個あたり10円程度、クリケット試合のハイライトシーン15円など。この価格設定が今後スタンダードになっていくだろう。

インド社会でも最新の機種を持つことがファッションステートメントになっている今通話とともに通信も伸びる傾向にある。これは日本のm-commerce関連システム・インテグレータ会社にはインドに進出するチャンスである。タイミング的にスタートを切ったばかりの巨大インド市場で技術・日本市場での経験を活かすチャンスが山ほどあると思います。重要なのがインド人にとって楽しいコンテンツ作りと価格設定。

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