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モーニング娘。らの舞台「続・11人いる!東の地平・西の永遠」に大感動

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モーニング娘。'16やつばきファクトリーら演劇女子部の「続・11人いる!東の地平・西の永遠」を観て大感動。いっしょに行った妻(特にアイドルとか興味なし)曰く「期待を大きく超える舞台で、本当よかった。アイドルに興味がない人でも楽しめて感動する。観客もガチで驚いた。」
→東京:6月16日(木)~26日(日)あるので、残席少ないがお勧めです・・公演ページ

歌もダンスも、かなりなもの。3年前からメンバー採用を変えたモーニング娘。だが、若さに加えて、できるメンバーが多い。だいぶ前と比べると驚きます。それから、例えばAKB48出演のドラマ「マジすか学園」では「このドラマは、学芸会の延長であり、登場人物の一部に、お見苦しい(?)演技がございますが、温かく見守ってご覧いただければ幸いです」の断り文があるが、演劇女子部にはこれは不要だ。別物と考えてほしい。

そして生命エネルギー。若い息吹がほとばしる。そりゃ歌やおどりであらちょっとということもあったが、生命エネルギーがそんなの吹き飛ばす。圧ですよ。これが涙腺にも効く。

萩尾望都の原作マンガって宇宙SFなんで、舞台化は簡単ではなかったでしょうが、バッチリいい舞台にしあがってました。そういえば銀河英雄伝説も不可能と言われてたのが数年前に舞台化されたんですが、やればできるんですね。

それにダブルキャストでEast,Westとほぼ同じメンバーで役割を変えての公演。つまりセリフを二倍覚えなきゃならない。でも、EastとWestを比べられるから緊張感というか頑張るよね。幅も出る。

京都の最終(West)を観たのですが、泣きましたよもう。他にも泣いてる人ちらほらいました。モー娘で泣くか?とお思いの方、行って観たら分かります。

それから、観客がマジメというか素晴らしい。例えば4月に行った美輪明宏「毛皮のマリー」では、会場側から咳とか雑音についての注意があったけど、観客のマナーがよくなくて困ったもんでした。それが「続・11人いる!」では開演数分前からシーンとして待っているし、最高のマナーでした。終演後にアンケートが置かれたテーブルで、一生懸命に感想を書くひとたちの姿も印象的でした。舞台とかライブって、いっしょにつくるものだって再度思う。

あ、オタだけじゃなく、女性多く年配もいてけっこう幅広い客層でした。京都劇場もよかったです。声を掛けていただいたプロデューサー:丹羽多聞アンドリウさん大感謝です。

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