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48歳の受験生~10代で知りたかった受験のコツ~

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 新年明けましておめでとうございます 2017年がお一人おひとりにとって夢に一歩近づく年となりますようお祈りしております 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

 実は私は昨年「キャリアコンサルタント資格」取得に向けて、受験生をしておりました。6月~8月の3ヶ月間は、日曜日に月3回、9:30~19:00までのスクーリング。プラス、宿題、通信試験、e-Learningなど、かなりみっちりのカリキュラムにヘトヘトに。さらに9月~11月は、毎日曜に有志で集まり勉強会を開催。様々なテーマを設け試験に向けた準備をしました。そして、年末に「合格」することができました。

 そんな、10代以来の「受験生」という経験を通じ、今まさに「受験」を迎える皆様にとって、お役に立てるポイントがあるように思いました。というのは、私は人材育成の仕事ををしているので、世間の方からは「試験に強い」と思われることが多いのですが、学生時代の私の学業成績はかなり厳しく・・・そのため、試験に対して今でも苦手意識があります。

 そんな私が、自分の苦手なことに向き合う過程で気づいたことが、今、受験を目前に控え不安や焦りを感じている方のお役に立つのでは?と考えましたので、ご参考までに試験前~試験後にかけて、ちょっとしたコツをご紹介します。

【試験前】「あれもできていない・・・」と、焦ったとき
 試験日が近づけば近づくほど、「あれもできていない」、「これがわかっていないじゃないか」と焦ってしまい、出来ていることよりも「出来ていないこと」に目が向きやすくなるようです。

 そうなると、「受からなかったらどうしよう」とぼーっと考えてしまったり、気分転換の時間ばかりになるなど、集中力が落ちてしまいます。10代の私はまさにその状態に陥り、余分なことに多くの時間を費やしてしまいました。

 そこで、今回の受験では、「どうしよう・・・」と自分が「考えていること」に注意を向け、考え始めた・・・と気づいたら、することを2つ決めていました。
1つは、「どうしよう・・・」と頭によぎったら、「だからやる」と、気持ちを切り替える。
もう1つは、「この問題をやればいい」と割り切る。とにかく「今、目の前にある問題が出る可能性がある」と前向きに考えるように。そして、終わったら「よし」と次に進む。とにかく意識を「前に進むアクション」におきました。

【試験当日】「うわー、想像していたよりも難しい・・・」と、感じたとき
 試験当日は、自分以外の全員が頭がよさそうに見えます。さらにその状態で問題用紙を見ると、必要以上に難しく感じてしまいます。
 実は、今回(11月)試験を受けたとき、私の心理はまさにその状態でした。そのため、試験の途中まで「もう1度受けなきゃいけないのか・・・」と暗い気持ちになっていました。
 しかし途中で、(「あっ私、ダメな方向に気持ちが向いている」)ということに気づき、気持ちを切り替えるようにしました。そこで(「大丈夫、わかる問題を確実にこなそう」)と思い直して最後まで取り組み、そしてもう一度問題を見直してみると・・・(「おや、これ、ちゃんと読めば・・・なんだ・・・そういうことか」)という問題を数問発見。

 こんな風に意識的に気持ちを切り替えるようにしたのは、中学受験での苦い経験があったから。その経験とは、理科の試験でのこと。誰でも解答できるレベルの問題の答えが思い出せず、悔しい思いをしたことがあったのです。

 しかし、なぜあのときに簡単な問題が思い出せなかったのか・・・それは、つい最近まで謎でした。

 その謎が解けたのは、メンタルトレーニングなどの知識を学んだことから。どうやら私は、緊張しやすいタイプで、緊張していると、物事を難しく考えすぎたり、よくない方向に考えたりしやすいようです。

 その状態のまま試験に臨むと、普段出来ていることの7割程度しか力が発揮できないよう。そのため、普段通りの力を出すための工夫が必要なことがわかりました。

 そこで今回私は大きく分けて2つのことを意識することにしました。1つは、「緊張していること」に気づくこと。もう1つは、気づいた上で「出来ることをしっかりやる」と気持ちを切り替えること。

 その結果、試験途中から本来の力が発揮できるようになり、見直しがうまくいったのです。

【試験終了後】「あの問題が出来なかった・・・」と、引きずりやすいとき
 試験が終わると、「あの問題どうだったんだろう・・・」、「あれ間違えたかも」など、自分が出来なかったことに意識が向きやすくなります。
 しかし、それをずっと考えてもいいことはありません。
 そこでやっておきたいのは、試験が終わったらやることを決めておき、それにすぐに着手すること。気持ちをすぐに切り替えることです。

 スポーツなど拮抗する試合では、点を取られた後に「切り替えていこう!」と声をかけ合います。それと同じです。私はフィギュアスケート観戦が好きなのですが、以前は大技で転倒すると、その後演技全体がダメになる選手が多くいました。しかし最近は、転倒しても何事もなかったかのように演技を続ける選手が増えています。それもきっと、気持ちの切り替え方をしっかり持った上で競技に臨んでいるからでしょう。

 試験に臨むとき、今まで積み重ねてきたことの力が発揮できるかどうかは、結果を左右します。もし「余分なことを考えがち」だと思い当たる人は、「気持ちの切り替え」を意識してみてください。方法は、ご紹介したことをヒントに、ご自身にとって「これならいけそう!」というものをやってみてください。

 例えば、自分の大好きな曲のフレーズを思い出す、シャープペンを見て「大丈夫」と思う、勝負服を用意する、何でもOK!

 今まで積み重ねてきたものが必ず自分の中に残っているので、それが自然に発揮できるように、自分をもっていくための参考にしていただければ嬉しいです。

 また、不安になったり焦ったときは、このブログを見て、今やることがはっきりすれば「大丈夫!!」(笑)

 そして、試験勉強の過程でこのような取り組みを意識すると、メンタルトレーニングにもなるので、合格+αの効果もあります。これはかなりいい鍛錬になり、試験後も自分にとってよい効果がありますよ!

 それでは、お一人おひとりの夢に向かって前進できる、よき1年となりますよう
 本年もよろしくお願い申し上げます

Six Stars Consulting 原田 由美子

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