HRD(人材の育成、教育研修)の現場から、気づいたこと、アイデアを発信します。初めて人材育成や教育担当になった方でも、わかりやすく、取り組みやすい情報提供を目指します。特に、20代~30代を元気にしたいご担当者様、是非このブログにご参加ください。

チームリーダーとして最初に何をするか?

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 チームリーダーになると、いろいろやらなければいけないことがあります。上位方針と社内外の現状などの把握、組織目標遂行に向けた計画や方針の立案と伝達、また、プレイヤーだった頃と一番異なることとして、メンバーをみることなど、一気にやらなければならないことが増えます。

 しかし、やらなければならないことが山ほどある中で、最初にやっておきたいことがあります。

 それは・・・

 「自分を知る」

 こと。

 「はぁ?」・・・と、思われるかもしれません。

 しかし、「自分を知る」は、何をおいても先にやる必要があるのです。

 ここでいう「自分を知る」は、次のようなことを指します。
 私は、何が(何を)
 ・得意で/不得意か
 ・出来て/出来ないか
 ・経験しているか/経験していないか
 ・知っているか/知らないか
 ・知りたいか/知る必要がないと考えているか
 ・やりたいか/やりたくないか
 ・やるか/やらないか
 ・大事で/大事でないか
 ・許せるか/許せないか
 ・好ましいと思うか/好ましくないと思うか
 ・求めるか/求めないか
 ・困るか/困らないか
 ・面白いと感じる/面白いと感じない
 ・してほしいか/してほしくないか

 など・・・

 とお伝えすると、「自分を知る」ということに対して、違和感を覚える人も多いようです。

 その理由は、組織では「自分を優先すること」や「感情をあらわにすること」がタブー視される傾向があり、そのため、自分の考え方や感情を抑えることを暗黙のルールとしているからです。

 しかし、感情ってそんなに抑えられるものでしょうか。
 職場では、
 ・顔色をみる
 ・空気を読む
 ことや、人の機嫌をうかがううことに、かなりのエネルギーを割いているのではないでしょうか。

 ということは、自分では「抑えているつもり」であったとしても、実は「にじみ出ちゃってる」と考えたほうがすっきりします。そして、それは「価値基準」や「意思決定基準」にも影響を及ぼしています。
 その「価値基準」や「意思決定基準」がわからないから、メンバーは、
 ・顔色を見る
 ・空気を読む
 ことに、必要以上のエネルギーを使わざるをえないのです。

 私の場合は、次のようなことがありました。

 私は時間的なプレッシャーに弱いため、納期が迫ってくると、眉間にしわを寄せ「誰も声をかけるな!」オーラをバンバン放ってしまうよう。そんな折、急ぎで相談する必要があることが起こりました。しかしメンバーから見ると、私の様子が怖すぎて声もかけられません。そのため相談が遅れました。それに対する私の反応は「なんで今頃!」だったのです。

 メンバー側から見れば、声をかけることこそが、火に油を注ぐような空気を感じていたのでしょう。メンバーが取った行動は無理もないものでした。

 そのことに気づいた私は、
 ・自分が時間的なプレッシャーに弱いこと
 ・表情が怖すぎるかもしれないこと
 を認め、声をかけやすい雰囲気を作ることができていないことに対して詫びた上で、
 「急ぎの相談ごとは優先してほしい」
 ことを伝えました。

 するとメンバーはそれ以来、時間に余裕がない状況のときは進んで手伝ってくれるようになったり、急ぎの相談ごとについて、表情を気にせず遠慮なく言うようになりました。

 さらに、メンバー自身の「うまくいかないこと」も言いやすくなったようで、お互いの理解が進み、意思疎通が図りやすくなったという効果もありました。

 以上の経験を通じ、「自分を知ること」は、チームをマネジメントしていく上では、優先する必要があると考えるようになりました。
また「自分を知ること」は「下から上へ(自立的に動く)」型のチームをつくっていくうえで欠かせません。そのことについては、少しずつ紹介していきます。

 まずは、ご紹介した「私は何が(何を)」の問いかけを参考に、ご自身がしっくりくるものを、1つでも2つでもかまいません。問いかけてみてください。
自分を知るのって、面白いですよ。

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