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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

あとは移民が増えるのを楽しみに[DQ 4]

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 手の甲の、人さし指の付け根から手首までの筋がまだ少し痛む。でももうこれ以上痛めることはないだろう。なぜならもうピサロはやっつけてしまったから。

 ドラクエはファミコンの時代にけっこう楽しんだ。少なくとも「IV 導かれし者たち」は学生時代の長期休暇中に(弟に教わりながら)一気にやったと思う。そのドラクエ IVがDS版で出るというのは聞いていたが、当初は経験済みなので「やらなくてもいいかな」と興味がなかった。だが本筋とは別に新たに移民の町が増え、その町はすれ違い通信にて住民が増えると教わったら気が変わり、数日後には購入していた。

 ゲームは(エンドレスにならずにすむ)電車内または仕事を片付けた後から寝る前のみと決め、ほぼ2週間かけてレベル36にてクリア。昔取った杵柄というやつだろうか。ガイド本はダンジョンの地図を見る程度でほぼ自力で解けた。呪文もけっこう覚えていた(笑)。ここのところドラクエというニンジンがぶらさがった状態だったので、仕事の効率は高まっていたように思う。

 それにしても最後の決戦は壮絶だった。精鋭4人でも相当苦戦し、結局馬車から2軍が飛び出す羽目に。何度も全滅の危機に陥ったが、世界樹のしずくやベホマズン、最後はメガザルの腕輪で起死回生を図るなど、かなりスリリングでやりがいがあった。また基本的なストーリーは昔のと同じだが、主要な場面で表現力がよくなり楽しめた。佳境に入るころにはDSを長時間握ったためか手を痛めるほどで、握力がなくなりペットボトルを開けるのに苦労した(バカである)。

雲の間から見える太陽 今週水曜夜にピサロを倒したので木曜日は新鮮な気分だった。電車内ではDSをすれ違い通信にしておくため、DSの代わりに雑誌を広げた。すると乗客の顔がよく見渡せるようになった。携帯やゲームに興じる人たちが昨日までの自分に見えた。「だが今日の私は違う」と思うとなんだかすごくすがすがしい開放感を覚えた。

 さてお目当ての移民の町である。筆者の移民の町は移民から連想してニューヨークの旧式の呼び名にちなむ名前にした。ゲーム途中から移民の町を作れるようになったのだが、結局クリアまで移民を増やせなかった。これからはその後の世界と移民を増やすことをまったりと楽しもうと思う。

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