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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

ブロガーからジャーナリストへ

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 おとといだったか、新聞で市民記者協議会というものが設立準備をしているらしいとの記事を読んだ。(あっ、XML関係でよくお見かけした顔が・・・)

 ブロガーから市民記者へ、かあ。メディアにべったりというわけでもなくプロとアマチュアの中間地点にいるような、1人のフリーランスとしても、1人のブロガーとしても興味深い。

 個人的には情報発信は多様化してもいいと思う。プロにより執筆された記事をメディアがとりまとめることも大事だし、全くの個人が独自の視点で独自のテーマを追求することが注目されることも大事だと思う。両者のバランスはおそらく時代により揺れ動くのだろうけど、両方あっていい。そして読み手側がどちらか片方をうのみにすることなく判断することも。

 確か昨年アメリカではブロガーにホワイトハウスへの記者パスが付与されたという記事があった。そのブロガーは数回ホワイトハウスを訪問しただけで飽きてしまったとかNewsweek日本版にちらりと載っていた気もするが(うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい)、ある程度は門戸を広げてもいいと思う。日本では昨年の総選挙あたりでブロガーが政党からお呼ばれされることもあったような。そうだ、ブロガーが情報源の意向に流されないことも大事だな。

 多様な試みを経て情報を発信する側も受けとめる側もステップアップするきっかけとなればいいと思う。

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