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事故報告書を書くにあたっての注意を一枚の図にする

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先日ある会社で「わかりやすく書く技術」の研修を行った際、ゴールイメージとしてこんな願いが出てきました。

たとえば事故報告書を書くにあたって、こういうことができるようになってほしい。

  • 誰向けに書いているのかが明確な報告書にして欲しい
  • 第三者にもわかるように書いて欲しい
  • ストーリーを明確にして欲しい
  • トラブルの本質を明確にして欲しい
  • 余計なことに触れず簡潔に書いて欲しい
  • 文章だけに頼らず、必要に応じて図や表を使って欲しい

だいたいどの会社でも通用する一般的な願いですね。そこで、ちょうど最後に「文章だけに頼らず、必要に応じて図や表を使って欲しい」とあるので、上記6箇条自体を図解してしまおう、ということで書いたのがこちらの図です。

↓(クリックで拡大)

T3L-27-p12.PNG

元の箇条書きは6箇条あるのでその全部を一度に図解しようとするとなかなか難しいのですが、いくつかに分解してそれぞ可視化(図解)した上で組み合わせるようにすると、難易度がだいぶ下がります。

その過程を詳しく書いた記事もありますのでどうぞ参考にしてください。

↓↓↓↓↓↓↓↓

【T3L】事例25:報告書の書き方の注意-1 (全体構図を描く)

【T3L】事例26:報告書の書き方の注意-2 (全体構図を描く)

【T3L】事例27:報告書の書き方の注意-3 (全体構図を描く)

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