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デジタルでBtoBセールスはできるのか!?

外部会場でのWebテストを初受験

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今般、業務上の必要性があって、ある認定試験を受験することとなりました。この認定試験はIBMの社内資格ではなく、外部の機関が主催しているものです。そこで、試験会場としては外部で行われることになりました。

外部会場での試験なんて、自分としてはTOEICの試験くらいしか社会人になって以降は経験がありません。試験を受けるということでさえ結構レアな体験なのですが、今回はこれがWebテストの形式で行われ、これは人生において初めての経験となりました。

このWebテスト、調べてみると最近はいろいろな試験で採用されているようですね。WBT(Web Based Testing)やIBT(Internet Based Testing)とも言われていて、日経TESTなどがこの形式のようです。
就職活動の採用試験における「SPI」のテストも、いまはWebテストが主流なのでしょうか。私が就職活動をしたのはまだWindows 95が普及する前でしたので、SPIはありましたが試験は当然のごとく試験用紙に鉛筆で回答する方式でした。
いつのことかは覚えていないのですが、採用試験の一次試験がWebテストにて行われることになった際、替え玉をどう防ぐのか、といった記事をネット上で見かけたことがあります。その記事がどのようなものだったかは覚えていないのですが、企業側の防衛策と学生側の対抗策(替え玉だとすると「悪事」ですが)がイタチごっこになっている、という主旨だったように思います。
その後、テクノロジーの進化もあったのでしょうが、自分にとっては初めてでしたので、以前はこうだったという比較はできませんが、結構感心することがあったので、あくまで利用者目線でWebテストがどういうものかをご紹介したいと思います(受けたことがある人にはまったくと言っていいほどつまらない内容でしょうが)。あくまで私が受けた形式であり、試験によって異なると思います。

【会場】
・私が行ったところはテストセンターという名称でオフィスビルの一画に設置されていました。
・様々な試験を受ける人が順次バラバラと来場している様子です。一応事前に日時を予約する仕組みです。

【受付】
・まず本人確認がされます。身分証明書の提示を求められます。替え玉を防ぐために当然といえば当然なのですが、そんなこと予期していなかったので、少し面食らいました。
・手荷物はすべてロッカーに預けます。携帯電話やスマホはもちろん、腕時計さえ持ち込みは不可でした。

【入室】
・係の人とともに会場に入室します。部屋の入り口には受験者単独での入室は禁止との注意書きがあります。
・中は衝立で仕切られたブースが並び、デスクトップPCと液晶モニターが設置されています。ヘッドホンもありますが、これは周囲の音が気になる人用とのこと。耳栓代わりですね。

【試験開始まで】
・ログインまでは係の人がやってくれます。画面に表示される名前が自分のものかを確認するように言われます。これにより試験科目が選択されるのでしょう。
・説明事項を読んでOKと思ったらテストを開始してくださいとのガイドの後、係の人は退室。といっても、その後も新たな受験者が来るたびに案内のために入室してきます。
・説明事項は、選択肢をマウスで選ぶ方法、画面遷移のやり方など。ここは時間がカウントされないので、一応ゆっくり読みました。

【試験】
・画面上の試験開始ボタンをクリックすると1問目の問題が表示され、画面上部には時間がカウントダウンされていきます。
・問題は選択肢を選ぶ方式のほか、左と右の項目が合うようにしなさいというタイプでは項目をドラッグアンドドロップする方式、画面上の然るべきポイントをクリックする方式のものもありました。
・一応時間前に終わったのですが、制限時間がくるとどうなるのか見てみたかったので、見直しをしながら時間つぶし。制限時間と同時に「終了です」のポップアップが出て強制終了。当たり前ですね。

【終了】
・最後にアンケートに答え終わると、ログオフされます。ログオフされたら受付に戻るよう事前に案内されていたので、これにて終了です。
・受付で名前を名乗ると、すぐに試験結果を渡されて「お疲れ様でした」。

今回のテストは全て英語だったので、120分の試験が終わると疲労困憊でしたが、結果はなんとか合格。
Webテストの受験、いい経験にはなりました。

IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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