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研究開発人材から見る日本

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内閣府は2018年9月13日、「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(平成30年度)」を開催し、「科学技術指標2018」などについて公表しています。

今回は、「科学技術指標2018」の中から、研究開発人材から見る日本について紹介したいと思います。

日本の研究者数は66.6万人(2017年)であり、中国、米国に次ぐ第3位の規模で、部門別で見ると、ほとんどの国で企業の研究者数が最も多くなっています。

日本の企業における研究者の専門分野をみてみると、製造業で多くを占める「輸送用機械器具製造業」では「機械・船舶・航空」分野を専門とする研究者が多くなっています。「情報通信機械器具製造業」では「電気・通信」分野を専門とする研究者、•「情報科学」を専門とする研究者は「情報通信業」に多く所属しています。

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出所:内閣府 2018.9

日本の女性研究者の数は2017年時点では144,126人であり、ほぼ一貫して増加傾向となっています。各国とも女性研究者の割合が小さいのは企業であり、大学での割合はどの国においても大きい傾向となっています。

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出所:内閣府 2018.9

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