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自動走行やドローン、電波関連の活用に向けた国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案

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内閣府は2018年3月9日、「第33回 国家戦略特別区域諮問会」を開催し、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案について、議論・検討を行っています。

法の一部改正のポイントは、地域限定型 規制のサンドボックス制度の創設で、

○自動車の自動運転、無人航空機(ドローン)、これらに関連する電波利用などの、高度で革新的
な近未来技術に関連する過去に類例のない実証実験を、特区内に地域限定型のサンドボックス
を設け、より迅速・円滑に実現できるようにする。
○監視・評価体制を設けて事後チェックを強化し、その代わり、事前規制は最小化する。

という方針を示しています。

自動走行関連は、改正後には、自動走行の実験内容の「区域計画」を作成し、総理が認定できるようにし、安全を確保しつつ、より迅速・円滑に先端的 な実証を実施できる環境を整えていくとしています。

スクリーンショット 2018-03-16 19.11.55.png

出所:第33回 国家戦略特別区域諮問会 2018.3

ドローン関連では、たとえば、人口集中地区の上空の飛行で、宅配の実証実験ができるように改正を行います。

スクリーンショット 2018-03-16 19.12.36.png

出所:第33回 国家戦略特別区域諮問会 2018.3

電波関連では、5Gを利用した遠隔型自動運転が実施できるよう、改正を行います。

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出所:第33回 国家戦略特別区域諮問会 2018.3

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