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宇宙データ利用モデル実証事業について

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総務省は2018年2月9日、「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース(第2回)」を開催し、宇宙関連における各府省における実証事業スキームを紹介しています。

今回は、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局が公開している宇宙データ利用モデル実証事業についてご紹介をしたいと思います。

宇宙データ利用モデル実証事業の概要は、

先進的な衛星データの利用モデルを創出し、衛星データの利用拡大を図るため、衛星データを
利用したソリューションサービスの実証(生産性、安全性、品質の向上 等)を行う。
IT事業者等のサービスを開発する事業者と、地方公共団体等のユーザーがチームで実証を行
うことで、ユーザー視点に立ったサービスの創出を目指す。

となています。

衛星データから利用を検討するのではなく、ニーズ側から様々なデータ(G空間情報)の一つとして衛星データの活用を検討を進めています。

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出所:総務省 4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース(第2回) 2018.2

採択事業者一覧は以下のとおりとなっています。

農業分野での取り組み事例をとりあげてみましょう。

衛生ビッグデータを活用した里山黄金郷創出事業では、

山口県宇部市において、竹林・森林の整備、耕作放棄地の増大が問題となっており、宇部市の里山の保全のため、衛星データを用いて竹林の状況を把握するため、MAPを作成し、MAPをもとに、インフラ整備の順位付けをしたり、バイオマス発電用の竹林の伐採を効率的に実施し、里山保全とバイオマス燃料の確保の両立を目指しています。

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出所:総務省 4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース(第2回) 2018.2

衛生データと深層学習による推定収量を活用した農業保険の開発では、

従来の農業保険は、実損害が確定しないと保険が支払われない問題や、インデックス保険の
場合は実際の損害額と保険金支払額の差が大きい、という問題が存在しており、 衛星データを元に農作物の収量を推定することで、これら課題を克服し新たな保険を設計しています。

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出所:総務省 4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース(第2回) 2018.2

宇宙ビッグデータSDGs農林牧畜業プラットフォーム海外展開事業では、

農牧林業、環境保全分野等における衛星リモセンデータについては、個別に専門家が解析す
る必要があり、新興国・途上国等での利活用は限定的となっており、このため、オープン衛星データと地上データを統合し、深層学習等を用いて解析できるユーザーフレンドリーなデータプラットフォームを構築。ブラジル、ニュージーランド、ルワンダにて、ユーザーニーズを把握し、最適なインターフェースを設計しています。

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出所:総務省 4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース(第2回) 2018.2

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