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世界各国の高齢化・人口オーナス・出生率と日本

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総務省は2017年10月2日、「自治体戦略2040構想研究会(第1回)」を開催し、

・2040 年頃の自治体が抱える課題の整理
・住み働き、新たな価値を生み出す場である自治体の多様性を高める方策
・自治体の行政経営改革、圏域マネジメントのあり方

などの検討を行っています。

第一回会合では、事務局より、世界各国の高齢化・人口オーナス・出生率と日本の人口推移などのついて掲載していますので、その一部をご紹介したいと思います。

世界の人口推移(2015年→2040年)

2015年→2040年の世界の人口推移は、世界の人口はアジア、アフリカを中心に18.3億人増加し、73.8億人から2040年には92.1億人になると予測しています。

世界各地域での2040年までの人口の推移は、アフリカ は11.9億人 から21.0億人(+ 9.1億人)、 中南米 は6.3億人 から7.6億人(+1.2億人)、アジアは 44.2億人 から 51.5億人(+ 7.3億人)、 北米 は3.6億人 から 4.2億人(+0.6億人)、ヨーロッパは 7.4億人 から7.3億人 (▲0.1億人) オセアニアは 0.4億人 から 0.5億人(+0.1億人)

アジア全体では人口は増加しますが、中国は人口減少に転じ、人口最大の国はインドになると予測しています。 世界の人口に占める日本の割合は年々低下し、 1.7%(10位) から2014年には1.3% (15位)までなると予測されています。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

■世界の高齢化率の推移

世界の高齢化率をみると、日本の高齢化率は80年代までは下位、90年代はほぼ中位でしたが、今世紀に入って最も高い水準となっています。米国、スウェーデン、英国、フランスは、2040年でも20%台にとどまる見込みとなっています。

アジア諸国では、韓国、シンガポール、タイ、中国などで、今後、日本を上回るスピードで高齢が進むことが見込まれていますが、インド、インドネシア、フィリピンは2040年においても10%前後となっています。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

■世界各国の人口オーナス期

世界各国では、日本、欧米諸国、中国、シンガポールは、2015年時点で、既に生産年齢人口比率が低下する人口オーナス期に入っています。また、東アジア諸国も生産年齢人口割合が急速に低下していますが、フィリピン、インドなど今世紀中盤まで生産年齢人口割合が上昇を続ける国もあります。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

■各国の合計特殊出生率の推移

欧米では、60年代までは、特殊出生率は2.0以上の水準でしたが、70年代、全体として低下傾向となっています。90年頃からは、フランス、スウェーデン、イギリスなどでは合計特殊出生率が回復していますが、イタリア、ドイツは依然1.5を下回っている状況となっています。アジアでも、台湾、香港、シンガポール、韓国、タイは人口置換水準を下回る水準になっています。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

■日本の人口推移

日本の人口は出生数が死亡数を下回り、自然減となっています。高齢者(65歳以上)人口は2042年にピークを迎え、75歳以上人口は2054年にピークを迎えます。今後、人口減少のスピードは加速し、 2040年頃には毎年100万人近くが減少するという状況となっています。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

■都道府県の人口増減

都道府県の人口では、2040年までに高齢者(65歳以上)人口が大きく増加するのは、東京都、神奈川県、愛知県、埼玉県、大阪府、千葉県、福岡県、兵庫県などとなっていますが、生産年齢人口は大きく減少すると予測しています。

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出所:総務省 自治体戦略2040構想研究会(第1回) 2017.10

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