宇宙×ICTがもたらす2030年代の社会像
総務省は2017年3月17日、「宇宙×ICTに関する懇談会(第6回)」を開催し、宇宙×ICTに関する懇談会 中間とりまとめ(たたき台)(事務局)の資料を公開しています。
目次は、以下のとおりです。
第1章 宇宙新ビジネス時代の到来 ~懇談会開催の背景~
第2章 世界規模で展開する宇宙分野のICT利活用競争 ~国内外における取組の現状~
第3章 新たな価値を創造する宇宙×ICTの重点4分野 ~重点4分野の実現イメージと課題~
第4章 宇宙×ICTがもたらす私たちの近未来社会【一部作成】 ~2030年・宇宙×ICTの社会的効果/経済的効果~
第5章 宇宙×ICT推進総合戦略(素案) ~実現方策に関する提言~
第6章 宇宙×ICTの着実な推進に向けて【最終とりまとめまでに作成】~推進ロードマップの策定~
今回は、第4章の宇宙×ICTがもたらす私たちの近未来社会の一部作成部分をご紹介したいと思います。
宇宙×ICTがもたらす2030年代の社会像については、宇宙×ICTの社会的効果について、一般のユーザの立場から「私たちの生活がどのように変わるか」をイラストにより表現することを今後検討する予定としており、現在想定している利用シーンの例として、「農業」 「水産業」 「惑星資源探査」 「観光・エンタメ」 「物流 「安心安全」をテーマに以下の図を掲載しています。
出所:総務省 宇宙×ICTに関する懇談会(第6回) 2017.3.17
安心安全分野の例です。
出所:総務省 宇宙×ICTに関する懇談会(第6回) 2017.3.17
惑星資源探査分野の例です。ビジネス圏が宇宙になるという広がりを感じます。
出所:総務省 宇宙×ICTに関する懇談会(第6回) 2017.3.17
宇宙×ICT市場規模予測は、最終とりまとめまでに作成予定とのことですが、2014年度の8.2兆円のし上から2030年度には2.5倍となる20兆円の市場規模を予想しています。
出所:総務省 宇宙×ICTに関する懇談会(第6回) 2017.3.17