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IoT時代の無線通信システムとサービスイメージ

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総務省は2017年2月6日、「情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 基本コンセプト作業班 ワイヤレスIoTアドホックグループ(第3回)」を開催し、LTE-Advanced等の高度化に関する委員会報告(案)などの資料を公開しています。

自動車、家電、ロボットなどあらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取りをすることで、新たな付加価値を生み出すIoT時代の本格的な到来し、LPWAなどインターネットにつながるIoT端末数は、今後、大きな増加が期待されるとしてます。

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出所:情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 基本コンセプト作業班 ワイヤレスIoTアドホックグループ(第3回) 2017.2

IoT時代の無線通信システムでは、低消費電力、低コストを可能とするIoT向けの通信システムの早期実現に向けて、3GPPにおいてeMTCやNB-IoTなどの検討が進められているとています。

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出所:情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 基本コンセプト作業班 ワイヤレスIoTアドホックグループ(第3回) 2017.2

eMTC/NB-IoTは、ワイドエリア、低消費電力といった特徴を有する携帯電話をベースとしたIoT技術で、電力、ガス、水道などのスマートメーター、各種センサー、機器の維持管理、物流といったM2M分野ほか、ウェアラブル、医療ヘルスケアといった分野での活用も期待されるとしています。比較的伝送速度の速いeMTCと数十kbps程度の通信速度のNB-IoTを応用分野に応じて活用の使い分けをイメージしています。

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出所:情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 基本コンセプト作業班 ワイヤレスIoTアドホックグループ(第3回) 2017.2

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