標準化人材を育成する3つのアクションプラン
経済産業省の産学官から構成される標準化官民戦略会議標準化人材育成WGは2017年1月31日、「標準化人材を育成する3つのアクションプラン」の策定を公表しました。
経済産業省では、国際標準化の位置づけが大きく変化する中、「標準化人材」を従来の標準化専門家だけではなく、ルール形成戦略を担う経営層や標準化を支える裾野人材にまで広げて、標準化の主役である企業が取り組むべき3つのアクションとして、とりまとめを行っています。
出所:経済産業省 標準化人材を育成する3つのアクションプラン 2017.1.31
「 第4次 産 業 革 命 」の進展や海外勢の積極的な国際標準化などの外部環境が大きく変わる中、日本の状況は個々の技術中心の標準化や経営層のルール形成に対する理解不足などの問題が指摘されています。
出所:経済産業省 標準化人材を育成する3つのアクションプラン 2017.1.31
企業内には、ルール形成戦略マネージメント人 材(経営層)、標準化専門家(社内で育成/外部から確保)、標準化を支える裾野人材などの人材が必要としています。
出所:経済産業省 標準化人材を育成する3つのアクションプラン 2017.1.31
そのために、企 業は標準化活動の重要性に対する経営層の理解を深めることやCSOの設置などをあげています。
出所:経済産業省 標準化人材を育成する3つのアクションプラン 2017.1.31
政府・関連団体の施策として、政府によるルール形成戦略に必要となる情報(デジュール/フォーラム標準や各国規制情報など)の収集体制強化(ルールインテリジェンス機能の強化)などをあげています。
出所:経済産業省 標準化人材を育成する3つのアクションプラン 2017.1.31