マイナンバーカードの利用がはじまり、現在は、約10人に1人の割合で普及しているといわれており、民間事業者が提供するサービスと、マイナンバーと連携させるような取り組みも始まっています。
2016年11月28日からは、ヨドバシカメラ秋葉原店において、MVNO サービスであるOCNモバイルONEサービスの申込みにおいて、マイナンバーカードを利用して、申込みができるようになっています。
関連リリース
マイナンバーカードを利用した認証プラットフォームサービス「MySign」の提供を開始
〜ヨドバシカメラにて利用開始。「OCN モバイル ONE」の本人確認にマイナンバーカードを活用〜
http://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2016/20161020.html
OCNモバイルONEサービスの申込みにあたって、マイナンバーカードを利用することで、利用者はオンラインで本人確認が迅速にできるようになり、すぐに利用することができます。これまでは、申込み処理で郵送のやりとりが発生するなど、日数を要していましたが、マイナンバーカードを利用することで、申込みの利便性が向上しています。
事業者にとっては、正確な個人情報の収集や、本人確認が迅速に行えて紙ベースの本人確認根拠書類の管理の稼働も軽減されるといったメリットがあります。
今後、マイナンバーカードの普及には、まだまだ時間を要すことが予想されますが、普及に伴いさまざまな民間サービスの申込みなど、利用者の利便性を高め、事業者にとっても効率性の高い連携による、幅広い普及が期待されるところです。
MVNO
自社が無線通信回線設備を構築・運用することなく、自社ブランドにより携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信サービスを行う事業者
林 雅之
2016/12/28 05:05:09