オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

クラウドサービス導入にあたっての効果の整理

»

企業にとって重要なことは、クラウドサービスを導入することではなく、企業がクラウドサービスを導入することによって、自社のビジネスの業務においてのメリットを得ることができるかどうかということであり、その整理が必要となります。

ユーザ企業のオンプレミスシステムのシステム更改時や、新しいビジネスの展開における手段の一つとして、クラウドサービスを採用することが効果的であるかを検討する必要があります。

クラウドサービスの導入を決定した場合、どのようなクラウドサービスを使うのか、全社的にクラウドに移行するのか、それとも特定の部署だけの移行なのか、どのシステムをクラウドに移行するのか、新しいビジネスのみにクラウドを利用するのか、いつのタイミングで移行するのか、といったように、クラウドサービスの採用範囲や導入時期を決めていくことも重要となります。

次に、クラウドサービスを導入することによって、業務におけるプロセスの改善が図られるかを整理し、どのような問題や課題が解決されるのか、どのようにプロセスが自動化されるのか、どの部分においてコストが低減できるのか、投資対効果はあるのか、運用面でどんな改善が図れるのか、人的稼動は削減できるかといったビジネスとしての効果を整理しておく必要があります。

導入することのデメリットなどのネガティブな要因も整理する必要があります。導入するクラウドサービスが、果たして自社に適しているのか、サーバーを手放すことによる心理的な抵抗はないか、従業員のモチベーションに影響を与えないか、導入によって社内に混乱を起こさないか、移行するにあたってどのような費用が発生するかなど、様々な阻害要因を想定し、ビジネスとしてのメリットが上回って始めてクラウドサービスの導入を進めていくこと重要となるでしょう。

cloud1.jpg

Comment(0)