オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

スマートマシン"がピーク期に。"IoTプラットフォーム"や"IoTクラウド・プラットフォーム・サービス"は黎明期。ガートナー、「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2015年」より

»

調査会社のガートナー ジャパンは2015年10月27日、「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2015年」を発表しました。

pr20151027-01_img01.gif

モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」は、 期待が最も大きい時期である「過度な期待のピーク期(Peak of Inflated Expectations)」にあるものの、ピークを超え下降線に入ってきています。

一方、過度な期待のピーク期に入ろうとしているのが、「スマートマシン」です。スマートマシンは、自律的に学習するマシンで、ロボットや自動運転車、ドローンなどがあげられます。

反対に、 急速に関心が失われる時期である「幻滅期(Trough of Disillusionment)」が続いているのが、「クラウド・コンピューティング」です。

新技術への関心が高まる時期である「黎明期(Innovation Trigger)」にきているのが、「IoTプラットフォーム」や「IoTクラウド・プラットフォーム・サービス」です。

IoT関連のビジネスへの期待が高まっている中、共通で利用し、エコシステムを形成するためのIoTプラットフォームやIoTクラウド・プラットフォーム・サービスへの期待も高まっているといえるでしょう。まだ、マーケットをリードする事業者は混沌としているところで、今後の覇権争いが注目されるところです。

Comment(0)