OpenStack Summit Tokyo 2015開催。NTTグループは "OpenStack Superuser Award"を受賞
OpenStack Foundation主催による世界的なイベント「OpenStack Summit Tokyo 2015」が、10月27日~30日の4日間開催され、初日のセッションに参加してきました。
セッション前の受付は大変込み合っており、50か国から5000人以上が参加しており、まるで"小さな地球"とSNSでコメントされている方もいたように、まさに海外にいるような雰囲気でした。
初日のキーノートセッションは、メイン会場は混み合っていて、隣の会場で参加しました。それでも満席でした。
キーノートセッションでは、OpenStack Foundationのエグゼクティブ・ディレクターであるジョナサン・ブライス氏が登壇し、10月16日にリリースした第12番目のリリース「OpenStack Liberty」の紹介のほか、ヤフージャパンなどの事例などが紹介されました。
スポンサーとして、NTTコミュニケーションズも紹介されました。
「Superuser Awards」は4社が残り、NTTグループが受賞となりました。
受賞時の模様では、皆さんガッツポーズです。
NTTグループでは、月間10億PV、1.7億のユニークユーザのあるNTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」の運営基盤にOpenStackを導入、ドコモメールでは、1日1億7000万通のメールを運用管理、NTTコミュニケーションズのパブリッククラウドサービスのCloudn(クラウド・エヌ)採用などが評価されています。
NTTコミュニケーションズは、Enterprise Cloudの次世代クラウド基盤においてもOpenStackを採用し、OpenStackのAPIを提供し、様々な3rd Party 製品と連携することで、エコシステムの形成にも取り組んでいくとしています。
同日、NTTコミュニケーションズもリリースを発表しています。
OpenStack Summit Tokyo において APAC地域初の"OpenStack Superuser Award"を受賞
NTTコミュニケーションズは、今回、Marketplaceに大きなブースを設けて展示をしました。
Marketplaceの会場は、大変多くの人が参加し、盛り上がってました。
初日の夕方に開催されたブースクロールイベントでは、各事業者がそれぞれのおもてなしをしていました。
全体の雰囲気も独特な感じでした。
初日のイベントを通じて、世界のマーケットでのOpenStackへの関心の高さや、ビジネスへの展開、競争環境など、さまざまなことを感じとることができる貴重な1日となりました。本日、二日目も終日参加予定で、もう少し腰を据えて、いろいろと勉強していきたいと思っています。