バンダイナムコスタジオ、ゲーム基盤にエクシード社のchefをベースとした運用自動化ツール「cloudrop」等によるマルチクラウドサービスを採用。基盤にNTT ComのCloudn。
エクシード社は2013年9月25日、バンダイナムコスタジオ社のゲーム基盤に、マルチクラウドマネージドサービスが採用されたことを発表しました(ニュースリリース)。
エクシード社が提供するマルチクラウドサービスは、クラウドの選定や検証支援、設計や利用予測などのクラウド導入にあたってのコンサルティングから、構築や設定代行、24時間365日の監視・障害対応、構築や運用の効率化、クラウドサービスの調達・支払の業務代行など、クラウド導入から運用までトータルにサポートするサービスです。
バンダイナムコスタジオのサービスの導入イメージ図http://www.xseed.co.jp/news/images/scheme.png
今回のゲーム基盤では、運用自動化ツール「Chef」をベースとしたシステム運用自動化フレームワーク「cloudrop」と、クラウドサービスはNTTコミュニケーションズが提供する「Bizホスティング Cloudⁿ」を採用しています。
cloudrop
http://cloudrop-xseed.com/
「cloudrop」の利用により、クラウドサービス上で動作するシステムに対する可視化・効率化を進め、システムの品質向上とともに、サービスの水平展開などが可能になります。
バンダイナムコスタジオでは、ゲーム基盤のシステム規模の巨大化と多様性による運用コストの肥大化と、導入にあたっての構築作業時間がボトルネックとなり稼働までのリードタイムに多くの時間を要していました。
今回のエクシード社の「cloudrop」を始めとしたマルチクラウドサービスの採用により、運用を考慮した設計と適切なツールの利用により運用コストを低減するとともに、構築作業を逐次自動化しナレッジとして管理し、リードタイムを漸進的に改善しているといいます。
今回の「cloudrop」のようなシステム運用自動化フレームワークを使ったクラウドサービスの構築や運用の効率化の動きは、クラウドの導入メリットを高めていく上でも益々増えていくと考えています。