国内外のビックデータの活用に関する取り組み事例について
総務省は2012年4月27日、「情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催) 」を開催し、「2020年頃に向けたICT総合戦略の検討状況について」と「ビッグデータの活用に関するアドホックグループの検討状況」に関する資料を公開しました。
今回は、ビッグデータの活用に関するアドホックグループの取り組みと、本グループでヒアリングを実施した国内におけるビッグデータの活用に関する取り組み事例について紹介します。
本グループでは、情報通信審議会ICT基本戦略ボードにおいて、今後成長が期待されているビッグデータの活用いついて、より専門的な観点かあ課題の抽出等を行い、ボードに報告することを目的としています。
主な検討事項は
ビッグデータの活用に関する現状・動向、課題・将来像などについてです。
本グループでは、ビッグデータの活用に関する取り組み事例、課題や今後の方向性等について、自動車メーカー、損害保険会社、気象情報サービス事業者、電気通信事業者及びICTサービス事業者等の関係事業者10グループ(11者)にヒアリングを実施しています。
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
詳細については、「ビッグデータの活用に関する関係者ヒアリング等の概要(PDF) 」に掲載されていますので、ぜひ一読されることをお薦めします。
掲載されている国内外の事例についても掲載しましょう。
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
ビッグデータの活用に向けた今後の方向性は、
関係事業者からのヒアリング等による国内外の取り組み事例について、以下のとおり整理しています。
①データ分析結果のフィードバックまでの期間(ストック型/フロー型
②データ分析結果のフィードバック対象(系全体/個別)
今後、ビッグデータの活用については、系横断的なデータの活用への進化、活用のよりリアルタイム化への進展に伴い、社会的課題の解決や経済規模の拡大に貢献していくと予想しています。
出所:総務省 情報通信審議会 情報通信政策部会 新事業創出戦略委員会・研究開発戦略委員会(第9回)(合同開催)2012.4.27
ビッグデータに関しては、概念論が多いのですが、ビッグデータの活用事例を精査することで、どのような方向性に進み、どのようなソリューションやサービスが提供できるのか、そのヒントが見えてくるのかもしれません。
- 「クラウド・ビジネス」入門 電子書籍版 (iTune Store)
- 「クラウド・ビジネス」入門 電子書籍版 (Digital e-hon)
※担当キュレーター「わんとぴ」
@cloud_1topi(クラウド) @ict_1topi(情報通信政策) @ebook_1topi(電子書籍)
@mobile_1topi(モバイル) @smarttv_1topi(スマートテレビ)
@localict_1tp(地域活性化)@smartcity_1tp(スマートシティ)