2012年の抱負(3):クラウドをコアバリューに
本ブログでは2008年から「クラウド」という言葉を使い続け、今日に至っていますが、2012年もこれに懲りずにクラウドをコアバリューとして取り組んでいきたいと思います。
2011年までは、主に「クラウド関連政策」、「公共クラウド」、「クラウドビジネス」、「エンタープライズクラウド」などを中心に取り組んできました。
2012年は、2011年の後半から、少しづつ取り組んできた「クラウドテクノロジー」や「パブリッククラウドサービス」、そして「クラウドエコシステム」に活動範囲を広げていきたいと考えています。
クラウドテクノロジーについて
今年は特にオープンソース系のクラウド基盤ソフトウエアについて取り組んでいきたいと思います。クラウドは、2012年はクラウドのオープン化が加速する年になると予想しています。たとえば、IaaSでは、OpenStackやCloudStack、PaaSではCloudFoundry、ネットワークではOpenFlow、データセンターではOpen Computing Projectなどです。今年は、関係者の皆さんとご相談しながら、レイヤー横断のオープンソース系のクラウドが一同に集う大規模な勉強会を開催していきたいと考えています。
パブリッククラウドサービスについて
後半から取り組むようになりましたが、パブリッククラウドサービスについての自分自身の勉強が不足していました。パブリッククラウドサービスのサービスや開発の視点などを持つよう勉強していきたいと思います。
クラウドエコシステムについて
今年は、クラウドエコシステムを体系的に勉強していきたいと考えています。クラウドは、一つの事業者だけではサービスを完結してユーザに届けることは難しく、様々な事業者と連携をしながら、ユーザに提供するモデルが主流となっています。クラウドエコシステムを制する事業者が、クラウドビジネスを主導するといっても過言ではないでしょう。この流れにキャッチアップしつつ自分なりにも行動をしていきたいと考えています。
本ブログでは今年も昨年と変わらず「クラウド」というキーワードを多用していきたいと考えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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