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2050年には日本の総人口は3,000万人も減少、高齢化そして極めて急激な人口減少社会を迎える日本

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この資料を見て、改めて、これからの日本は極めて深刻な問題と直接向い合っていかなければならないとうことを感じました。

国交省の国土審議会長期展望委員会が2011年2月21日、「国土の長期展望」を公表しました。日本の総人口は、2004年をピークに、今後100年間で100年前(明治時代後半)の水準に戻っていく可能性があり、この変化は千年単位でみても類を見ない、極めて急激な減少であると指摘しています。

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日本の総人口は20150年には、約25%の3,300万人減少し、9,515万人となります。そして、高齢化率は20%から40%へと上梓します。生産年齢人口は、8,442万人(66.1%)から4,930万人(51.8%)となります。

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深刻なのは、地方です。人口が半分以下になる地点が全国の6割以上を占め、東京圏や名古屋圏など三大都市圏に人口が集中する一方、少子化で人口6,000~1万人以下の市町村の人口が激減すると予想しています。

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もし、このままの予測のまま、人口が減少し、高齢化が進み、そして生産人口が減れば、日本の国力は明らかに低下し、財政破綻など様々な問題が生じ、日本の未来はありません。

少子化対策はもちろんなのですが、これからの未来の日本に政府や企業、そして私たちは何をしていかなければならないのでしょうか。私自身はこの深刻な課題に対し、ICTというツールではありますが、何か寄与できるのか、様々な視点から時間をかけて整理をしていきたいと考えています。

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