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労働組合のムーブメント

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3月になると春闘(春季生活闘争)が本格化します。労働組合にとっては1年間で最も大きな取り組みの一つです。労働組合の要求額は、各業界の景気を反映しているように見えます。トヨタ労組は組合員平均で1,500円の賃金引上げの要求をしていますが、NTT労組や東京電力労組は賃上げ見送りを決定しています。

 
労働組合の加入者数は年々減少傾向にあります。その理由にパート労働者の増加や成果主義の浸透などがあげられます。特に若年層の組合加入率の低下が顕著です。

 
労働組合の活動として春闘交渉などをはじめとして、集会などを開くことによって団結を図ってきました。しかしながら、先ほど述べたようにパート労働者の増加や成果主義の浸透に加えて、若年層は会社に依存しない生き方を好む傾向にあり、さらにリアルな場よりもインターネットや携帯のネットを使って“つながり”を形成するようになっています。

 
少し前になりますが、コナカはブログがきっかけになって労働組合を結成した事例も出てきています。またNTT労組はNTTグループの組合員を対象にSNSを使ったコミュニティサイトも昨年10月より提供しています。これからの取り組みは若い世代にアプローチする有力なツールとしての今後さらに位置づけは高まっていくでしょう。


また、マクドナルドの店長が管理職か否かという議論は記憶に新しいと思いますが、労働条件や労働組合あり方も議論されていくことと思われます。


最近、日本の成長力や国際競争力など、日本の“ちから”が落ちてきているように見られるケースが増えてきています。日本や企業が“ちから”をつけていくためには、現場で働く労働者が働きやすい環境で働く意欲をもって仕事に取り組む環境を作っていくことが大切です。さらに、企業では社員運動会や社員運動会等が増加傾向にあり、社内SNSやイントラブログの活用も始まり、社員の“つながり”や“チーム力”の重要性が再認識されています。

 
そういった意味で労働組合としての位置づけの再認識とネットも活用しながら組合員の“ムーブメント”を起こしていくため取り組みが、今後さらに重要になっていくのではないかと感じています。

 

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