強風対応、あくまで個人で判断してほしい。そのための、環境整備。

本日、最大風速28mが予想されている。さて、組織はどう対応すべきか？

3.11そして去年の台風による首都圏交通混乱を経て、企業の荒天に対する対応が非常に早くなっていると感じる。本日を休業日にした会社もあれば、午前で早々解散した会社もある。
一方、通常通りの会社もある。

リスクヘッジの立場で言えば、「早期退社」を促したほうが簡単である。
もちろんコストの問題はあるのだが、何かあった時に、「ほら、やっぱり。早めの対応よね」となるし、このような判断をしたほうが「人道的にも優しく」感じる。

「しかしなぁ」と、あまのじゃくの私は思うのである。

誰かの判断にのっかるのではなく、個人で判断しようよ！
住んでる場所や抱えている仕事によっても状況は異なるのだから。

そこで、11時半の時点で下記のアナウンスをした

1. 帰るか残るかは、自分で判断すること
2. 判断するための情報は下記である。
　 a. 昨晩は18～21時がピークと言われていた。
　 b. 風速25mを超えるとJRは止まる
　 c. 刻々と状況は変わるので、最新の天気予報で確認する
3. 会社としては14時以降退社することを認めるし、自宅作業も認める
4. 帰るにしても残るにしても自宅作業をするにしても事業部長に報告すること
　　　

これが、一番うちの会社らしい対応の気がする。今までの経験が生きているのだろう。

さて、もうすぐ15時30分。会社にはまだ半分くらい人が残っている。

私はと言うと・・・今晩実は18時にアポがある。主催者に確認したが、予定通り実行とのこと。（緊急の連絡もつきづらく、日程的にも中止しにくいイベントであろう）

たまたま私は自宅から歩いていける距離なので参加するが、他の方は・・・自分の身は自分で守ることをお忘れなく！

<過去のエントリー>
2011.9.21経営者として判断が遅かった台風対応（反省）
2011.3.12広域避難所に避難指示を出したものの、解除する判断は難しい