会社のフェーズで集まる人が違う
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私の立場で書きにくいところもあるのだが、オルタナブロガーの空野さんの「若手社員と古い社員の違いとは?」を読んで、やっぱり言いたくなって・・・
確かに若手社員(創業してしばらくしてから入る社員と言う意味で年が若いという意味ではない)と古い社員(同じく、創業間もない頃に入ってきた社員という意味でシニアという意味では必ずしもない)が同じということはない。
しかし、空野さんの社長とはちょっと違った意見だ。いや、彼も同じことを思っているだろうが、あえて口にしなかったのだと思う(とお会いしたこともない人に対して決めつけて申し訳ないが)
今のソフトバンクと、みかん箱に乗って夢を語っている孫さんの会社に入ってくる人が同じはずもない。間違いなく、創業まもない会社の体をなしていない会社に入った古い社員のほうが(会社がいつつぶれてもおかしくない、いつ失職してもおかしくないと)覚悟をもっている。
オーナー社長は、覚悟をもって起業しているので、この覚悟をもった社員の存在は大変ありがたい。
しかしながら、若手社員は違うよい面をもっている。
会社がそれなりの体をなしてくると、会社も、どういうスキルセットをもった社員が欲しいのか明確になってくる。会社の成長を担う即戦力(たとえ新卒でも)を雇いやすく、会社の成長は加速する。
一方転職(新卒も含め)を考えている方にとっても、会社の体をなしている会社のほうが、そこで何が出来そうなのかわかりやすいので、入社後のイメージがわきやすい。リスクも低くてやりたいことが出来れば、リスクが高くてやりたいことが出来る会社より魅力的なわけだから、応募者も増える。少なくとも以前より、履歴書映えする方が面接に来るのは真実だ。
少々乱暴な言い方をすると、
古い社員・・・人や縁に惹かれてくる
新しく入ってくる社員・・・仕事や会社に惹かれてくる
会社にとってはどちらも大切な戦力だ。
うまくいっている会社はどんどん成長しているので、古い社員はうかうかしていると成長から取り残される。古い社員は新しく入ってきた社員から刺激を受けながら、成長していかなければならない。若い社員は空野さんのように、覚悟が深い古い社員から見習うことは山のようにある。
空野さんのような社員を雇っているのか、空野さんのように育てているのかわかりませんが、やっぱり伸びている会社は違うなぁ。
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