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トレーニングのためには続かなくても節電のためには頑張れる:階段登り

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スキーオリエンテーリングという競技をしているので、普通の人よりは運動している。
しかしながら、仕事をしながらトレーニングの時間を確保するのはなかなか難しい。
「日常生活にトレーニングを取り込むのがこつだよ。エレベーター・エスカレーターを使わない。電車で座らない。これを実行するだけでも筋力が鍛えられる」と仲間がアドバイスをくれた。

なるほど、と思っては階段を使って見るのだが、どうにも続かない。今まで何回トライしたことか。
月100キロランニングする方が続くのだから、なんだか変。

さて、東日本大震災を契機に階段を使うことにした。今のところ2カ月半も続いている。この差は何だろう?

どうやら階段利用が、トレーニング目的なのか、節電目的なのかの差が大きいようだ。

トレーニングとか、勉強とか、「自分にとってためになること」は、つまらなくてだいたい続かないものだ。そしてちょっとでも途切れると、そのままなし崩しになり、再開するのもハードルが高い。

しかしながら、節電というのは、社会のためにやるのである。大義名分があるのだ。

例えばスタッフと一緒にビルの1階にいるとする。「節電のために階段を使うよ!」とスタッフを誘いやすい。(アークコミュニケーションズは7Fなので、本日などは育休あけの男性社員が私の隣で息を切らせていた)

昔は、「私はトレーニング目的で階段使うけど気にしないでね」と言い訳めいた言葉を残したり、「なにも人といる時にこれ見よがしに階段を使わなくてもなぁ」と思い、一緒にエレベーターを使っていた。

もちろん、今でもエレベーターを使う時もあるのだが、昔は「本当は階段を使うところをエレベーターを使っちゃった」のような罪悪感があったのに、今は、「次は階段を使えばいいや」とポジティブに考えられる。

自分のためには張れなくても社会のためにというのは頑張れるから不思議。一石二鳥。

さて、いくら節電やトレーニングのためとは言え、階段を使わないほうがよいと思ったものをご参考までにまとめてみる。

・下り
実は上りは階段を使うが、下りは出来るだけ使わないようにしている
下りは膝を痛めやすい。上りは筋肉痛だが、下りは怪我を生む確率が高い。
・顧客ビルの階段
通常使われない非常階段扱いの階段は勝手口をのぞくようなものである。人が滅多に通らないと思っているせいか、ラブシーンを目撃したこともある
・飲み屋の階段
途中にものが置いてあってたどり着かなかったり、服がよごれることがある。消防法上、どうしたものかとは思う。
・駅のエスカレーター
もちろん、右側を歩いてもよいのだが、荷物がぶつかり歩きづらい。ごめんなさいと言いながら上ることになってしまう。

とこのように上りは階段、下りはエレベーターなのだが、6Fにある我が家は例外だ。

3才の息子は階段を下りるのが好きだ。踊り場から景色をじっくり見るためだ。
朝の急がしい時間に、そんなことをされてはたまらないので、私はエレベーターを使いたくてしようがないのだが、息子は譲らない。
そして帰りは当然のように階段を上らないので、二人でエレベーターを使うはめになる。

よし、今日こそは息子に階段を上らせるぞ!

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