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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

就活:大手企業を志向するのは間違っていない。でも望みがかなわなかった時にも「始める」ことは大事。

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大学生の就職内定率が相変わらず低い。68.8%で3人に一人がまだ決まっていない。大企業や有名企業に就職活動が集中する一方で、求人中の中小企業に十分に学生が集まらない「ミスマッチ」も内定率低迷の一因とマスメディアは揶揄的報道するが、学生が大企業を志向するのは当然だと思っている。

名前が通ったところに誰だって憧れる。大企業のほうが一般論で言えば福利厚生も整っているし、報酬もよい。ジョブローテーションで色々な仕事が出来る可能性もある。私の時代だって誰もが大企業に憧れ、就職活動を行った。(そういう中にもコンサルティング会社にいく変わった(失礼!)人もいたけど・・・)

それでも何かが違う気がする。
たぶん、私たちの時代は今ほど情報が行き渡っていなかったので、大企業に憧れながらも受けなかった人もたくさんいたし、大企業に落ちて、不本意ながら、志望を切り替え、中小企業に収まった人もたくさんいたのだ。そう、「何かしらの組織で働く」ということを無意識に選んでいたのだと思う。

しかるに、今は、気に入ったところでないと「働かない」という選択肢があり、学生をさらに不幸にしている気がしてならない。

大学生の時によいと思った会社が2~30年後も存続している保障なんて何もない。事実私が大学生の時に花形だった金融機関の多くはなくなり、あまり聞いたことのない中小企業から大企業に成長した会社もある。

現代ビジネス:東大経済学部卒 30年目の「現実」学生さん、いい会社に入れば 幸せというわけではない。人気企業に入ったものの、生き残ったのはわずか3分の1だった・・・

キャリア形成において、最初にどこに勤めたのかは微々たる影響で、そこで何をしたのかのほうがはるかに意義が大きい。今の世の中、転職もキャリアチェンジも、意志と努力があればいつでも可能だ。

就職は努力(実力)と縁の両方があって、成立する。
縁は思いもかけないところにあるものだが、どこにでも転がっているようで転がっていない。一生懸命目を見開かないと見つからないものだ。

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