フィギュアスケートはいいなぁ、観戦向きのスポーツで。
2010年バンクーバーオリンピックフィギュアスケート日本代表を決める最終選考レースである全日本選手権大会が終わった。その大会の様子をテレビで見ていてつくづく思った。
スポーツには観戦向きのものとそうでないものがある。そのスポーツがメジャーになるかマイナーのままで終わるのかはその要素が大変大きい。
冬の競技は総じて観戦向きではない。そもそも寒いところで見なければならない。またタイムを競うスポーツでも、クロスカントリースキーの長距離のように同時スタートでないものも多いので、誰が優勝したのか終わってみなければわからないということにもなる。
さて、2018年のオリンピック種目に採用されるためにロビーイング活動中の我が愛するスキーオリエンテーリングだが、同じく観戦不向きというハードルは高い。
スポーツを観戦するのが総じて好きな私でも、スキーオリエンテーリングは観戦しない。と言うより見ることが難しいので、「わくわくしながら待っている」という表現が正しい。
「待っている」・・・つまり、結果が出るのを待っているのだ。そして選手から滑り終わった後の感想を直接聞くために控室で待っているのだ。
もっとも、大きな大会では場内アナウンスで途中経過を随時紹介している。観戦者のために、ゴール地点近くを通過するルートをとったりもする。時間差スタートをやめてマススタートにし、誰が勝ったのかわかりやすくもしている。
しか~し、やっぱりフィギュアスケートには負けるなぁ(苦笑)なんたって、街の中(スキー競技はほとんど山の中である)でそれも室内で見られるのだから。
このように、スキーオリエンテーリングがオリンピック種目に選ばれるにはまだまだ越えなければいけないハードルがあるのだけど、その時を私は「わくわくしながら待っている」のだ。
その前に、仲間うちに「大里さんがまだ競技から帰ってこない・・・」と、「はらはらしながら待たれない」ように練習しなきゃ・・・・今シーズンはいつ雪国へ向かうことが出来るのやら・・・